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舞台「夜は短し歩けよ乙女」千穐楽公演の感想――人生初めての舞台の観劇と感激

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舞台「夜は短し歩けよ乙女

 

 舞台「夜は短し歩けよ乙女千穐楽公演を観てきました(舞台「夜は短し歩けよ乙女」 <オフィシャルHP>)。

 原作は森見登美彦さんによる同名の小説で、劇場アニメ化もされている有名な作品なので、ご存知の方も多いかと思います。脚本・演出は、上田誠さん(ヨーロッパ企画)です。 

 

  以下、観劇してきた感想を書き連ねます。前半では人生初舞台について、後半では舞台の内容についてコメントしています。

 

 

客席について

 

1)満席!

 ほぼ満席でした! 座席の98~99%くらいは埋まっていたように見えました。空席はおそらくチケットを購入したものの来られなかった人のものだと思います。

 先日、映画館に行った時のように、1席ごとに空席にして座席間隔を確保するものだと思っていたら、そのような措置は取られていなかったので、最近では珍しく「コロナ以前の満席感」を実感できました。

 

2)若者が多い!

 舞台という娯楽にこんなにも若者が集まるとは思いませんでした。大学生~20代が6~7割くらいを占めていたように見えました(格安の学生チケットのおかげでしょうね)。客層の一番上の世代は50代くらいでしょうか。

 男女比は6:4で男性が少し多めのように感じました。1人客が6~7割、その他(カップルや友人2~3人連れ)が3~4割くらいでしょうか。

 

3)座りっぱなし!

 実測値で185分=約3時間(第一部80分+休憩20分+第二部85分)の舞台で、その間ずっと座りっぱなしでした。トイレに行くつもりがなくても幕間に席を立って、体を伸ばしておくべきでした。

 満席だったことと、前席との距離がやや狭かったこともあって、やや窮屈に感じました。長時間窮屈な体勢だったので、疲れましたね~

 

 

舞台という文化について

 

4)格差の文化①――アクセスの格差

 以前にどこかで読んだことの受け売りですが、舞台は「格差の文化」だとつくづく実感しました。

 まず、舞台にアクセスできる地域には格差がありますよね。この「夜は短し歩けよ乙女」が東京(新国立劇場中劇場)と大阪(COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)でしか開演されなかったように、概して様々な舞台に容易にアクセスできるのは東京圏と京阪神圏に限られているように思います(さらに言えば、東京公演のみの舞台も多々あります)。

 私の肌感覚ですが、私が高校までを過ごした地元も、通っていた大学があった地方も、舞台という文化が身近にない舞台過疎地でした。もちろん地方公演が県庁所在地にやって来ることもあったでしょうが、自分の興味関心のある劇団や題目の舞台がやって来るとは限りません。また、特に地元の生活圏(非県庁所在地)には、プロはもちろんアマチュアによる小劇団もいなかったように思いますし、親や友人など私の周辺の人から「舞台を観に行った」などと経験談を語る人は一人もいなかったのです。

 要するに、田舎には舞台という文化が存在しておらず、舞台は東京圏や京阪神圏に住んでいる人のためのいわば「高尚な文化」なのです。

 

5)格差の文化②――座席の格差

 さらに、舞台を観に行けたとしても、座席にも格差があります。映画館のように、どの席でもそれなりに視界いっぱいに観られると思ったら大間違いです。

 私の席は中列(11~20列目)でしたが、舞台では、前列・中列・後列の間で露骨に格差があります。おそらくステージ上の役者の表情を読み取れるのはせいぜい前列(1~10列目)までで、中列・後列ではオペラグラスがないと役者の表情は観られません。オペラグラスを使用したとしても、視界は著しく限定されるため、肉眼とオペラグラスを相互に運用することになるのですが、オペラグラスの視界外での出来事を見逃してしまうこともあります。加えて、オペラグラスを使用することによる肉体的負担も無視できません。私は翌日、右腕が筋肉痛になりました。

 今回の舞台は座席間に料金格差はなく、どの座席になるかは運次第だったのですが、高いチケット代を払ってでもステージの近くで観たいという気持ちがよく分かりました

 なお、私は端側の席だったのですが、特に観にくいこともなく、「中央―端」間の格差は想像よりなかったように感じました(これは逆に前列の方が格差がありそうですが)。

 

 

舞台芸術について

 

6)舞台演劇に対するイメージ

 (記憶している限りでは)人生初舞台ということもあり、私の中で舞台演劇のイメージと言えば、高校の学園祭で観た、体育館のステージで行われた演劇でした(田舎者の舞台のイメージはこの程度の人が多いのではないでしょうか)。

 さらには、つい最近読んだ漫画(『推しの子』第46話)の登場人物が、まさに舞台に対する私のイメージを見事に表現していました。

アクア「場面転換のたびにセット入れ替えてテンポ悪いし、可動式のセットは安っぽい。劇特有の大げさな演技にいまいちノれない」

shonenjumpplus.com

 

7)舞台装置が豪華!

 しかし、今回、私が見た舞台は、それまで抱いていたイメージとはまったく異なる演劇でした。

 まず、なんといっても舞台装置が豪華でした。回転したり、高所に上れたり、横にスライドしたり、学園祭の予算では到底無理な舞台装置が様々ありました。

 もちろん細かく見れば、背景がペライチの場面は多々ありますし、飲食は飲むふり食べるふりでしたし、歩いたり走ったりは同じ地点での足踏みでしたが、しかし、接写することがないというメディアの特性上(私がオペラグラスで覗いても視界は直径1m80cmくらいでした)、舞台を観劇するにあたっては意外にも気になりませんでした。

 

8)背景に映像が使われている!

 舞台装置の重要な一つに背景がありますが、なんと、様々な形のスクリーンに映像が投影される背景もあったのです! 背景映像を組み込んで効果的に作り上げられる舞台は、想定していませんでした。

 ところで、スクリーンに投影された映像の一部には、実写された京都の市街地や京大の風景が使用されていました。しかも、京大の時計台などの建物の外観はもちろんですが、生協食堂の「ぼっち席」まで背景に使用されていましたし、今年5月12日に営業開始、6月25日にグランドオープンした四条河原町エディオンも背景に使用されていましたね!

 また、スクリーン映像ではないのですが、実際にあった京大の有名なタテカン(立て看板)をパロディした「俺が景観条例だ」のタテカンもありましたね!

 

9)切れ目がない!

 今になって思えば、プロを侮っていたと反省していますし(そもそもプロ・アマの相違に思い至らなかったのが不思議です)、これが今回の舞台を観て一番感動したポイントだったかもしれません。

 それというのは、第一部と第二部の幕間のほかは、演劇が間隙なく進行していくのです! 別の言い方をすれば、舞台転換のための暗転の間などなく、動態的・同時進行的に変化してゆく舞台のどこかで常に演劇が行われているのです! この点はもはやテレビや映画などの映像系をはるかに上回るテンポの良さでした! 私の抱いていた学校演劇の静態的なイメージは、もちろん良い意味で完全に裏切られました!!

 練りに練り上げられた脚本・演出、それに応えるキャスト・スタッフの緊密な連携、さらにそれを高いレベルで実現するための綿密な稽古がなければこれを成し得ないことは、素人目にも理解できます。

 

10)伝わる演技

 大袈裟な演技は、舞台演劇の大きな特徴と言えるかと思います。しかし、劇場で実地経験すればよく分かるのですが、ステージと客席の距離を考えれば、あれくらい大袈裟でないとむしろ演技は観客に伝わらないのです。中列・後列に至っては、肉眼では表情を視認できないのですから。とはいえ、本作のようなコメディ要素のあるストーリーに大袈裟な演技は似合いますが、相性の良くないジャンルもあるのではないか、とはふと思いましたが。

 また、舞台役者と映像系の役者に求められる能力も違うのではないかと素人目に感じました。(マイクを使用しているとはいえ)よく通る大きな声1公演約3時間・1日2回公演・1か月の興行でも潰れない喉と体力約3時間分の台本の記憶などは、必ずしも映像系の役者にも求められる能力ではないと思われます。特に、独白も含めてセリフ量が多かった主演の久保史緒里さん(役:黒髪の乙女)と中村壱太郎さん(役:先輩)の努力は尋常ではなかったはずです。

 

 

脚本について

 

11)脚本について(総論)

 今回の舞台「夜は短し歩けよ乙女」の脚本は、大筋はもちろん原作小説通りでしたが、メディアが異なるので当然に原作ともアニメとも異なる部分がありました。

 アーカイブ配信は観ていないし記憶できていないところも多いので、原作小説やアニメとの脚本の細かい相違を全てここで挙げることはできないのですが、全体的には、①歌要素など、各所で舞台のために最適化された脚本になっていた、②原作小説よりも各章の連関が強められていた、③原作小説やアニメよりもコメディ要素が強められていた、④舞台の脚本は、どちらかと言えば原作小説よりも上田誠さんが同じく脚本を担当したアニメ版の方に似ていた、と感じました。

 原作小説のエピソードが大幅に削られることはなく、約3時間の超大作に仕上げられていたのは原作読者としては大満足でした(ちなみにアニメは90分映画です)。

 

12)脚本について(各論)

 印象に残っている原作小説やアニメとの相違は、以下の通りです。

 第一に、原作やアニメとは異なり、舞台では、先輩が乙女に一目惚れした場所が、物語の結末の場面と同じく進々堂になっていました。これは二人の出会いを運命的に演出するドラマチックな脚本だったと思います。

 第二に、春(第1章「夜は短し歩けよ乙女」)における結末が異なりました。原作小説では、春の夜のうちに東堂の鯉は空から降ってきて東堂のもとに戻り、それによってテンションの上がった東堂は乙女に接吻しようとして彼女から「おともだちパンチ」を食らいます。他方で先輩は、頭に鯉を食らってしまい気絶してしまいます。それに対して、アニメと舞台では、ズボンとパンツを履けないまま乙女と出会ってしまった先輩は、彼女から「おともだちパンチ」を食らい、そのまま春の章が終わりました(加えてアニメでは、李白に勝利した乙女にどさくさに紛れて抱き着いた東堂も、彼女から「おともだちパンチ」を食らいます)。アニメでも舞台でも、春の章のうちには東堂の鯉は戻って来ず、鯉が降ってくるのは秋(第3章)になってからでした。

 第三に、アニメと舞台では、春(第1章)と夏(第2章)の間に、原作小説にはないエピソードが挿入されていました。そこでは、乙女が『ラ・タ・タ・タム』を求めに下鴨神社の古本市に行くという情報が図書館警察=学園祭事務局から先輩にもたらされ、それと引き換えに先輩は学園祭事務局に協力するという取引を行いました。それに対して、原作小説では、先輩は「ある信頼すべき筋」から乙女が古本市に行くという情報を手に入れ、古本市の少年から彼女が『ラ・タ・タ・タム』を求めていることを知ったのです。

 第四に、夏(第2章「深海魚たち」)において、『ラ・タ・タ・タム』をめぐる展開が異なっていました。原作小説では、闇の古本市で勝利した先輩が獲得した『ラ・タ・タ・タム』は、古本市の神により強制的に解放され、結果的に古本市で乙女がこれを手に入れました。それに対して、アニメと舞台では、同じく解放された『ラ・タ・タ・タム』は、先輩が確保し、秋(第3章)の学園祭ではそれを出品するも乙女に出会えず、ようやく冬(第4章)において風邪で寝込んだ下宿で乙女に譲渡することができました。

 第五に、秋(第3章「御都合主義者かく語りき」)におけるロマンスの展開が異なっていました(ちなみに、私はこの章が一番のお気に入りです)。

 原作小説では、ゲリラ演劇「偏屈王」最終幕における乙女演じるプリンセス・ダルマと偏屈王の再会シーンで、上演前に先輩は偏屈王役をパンツ総番長から奪い取りました。そして、「偏屈王」終幕後に、パンツ総番長と「象の尻」の紀子がようやく再会し、なんとも御都合主義的に、羽貫さんが放り投げた達磨がその二人の上で跳ね返りました。

 アニメでは、「偏屈王」最終幕上演中に、先輩はパンツ総番長が演じた偏屈王役を一度は奪い取ったものの、パンツ総番長に奪い返されてしまいます。そして、パンツ総番長の前に1年前の「リンゴの君」が登場するのですが、実は彼女は学園祭事務総局の女装姿だったことが発覚し、パンツ総番長は失恋します。すると、「偏屈王」の監督っぽい女性がパンツ総番長に告白しますが、彼はそれを断り、たとえ男であっても「リンゴの君」に惚れたのだと言い、まんざらでもない学園祭事務局長もそれ応えようと二人はキスしようとします。しかし、なんとも御都合主義的に、春(第1章)で竜巻に攫われたと言われていた東堂の鯉が空から降ってきて、パンツ総番長と監督の女性の頭の上で跳ね返ったことにより、パンツ総番長が目覚めて彼女と結ばれたのでした(アニメでは「象の尻」の女性は登場しません)。

 舞台では、「偏屈王」最終幕上演中に、パンツ総番長が演じる偏屈王役を先輩が「俺こそが偏屈王だ!」と言って横取りしました。そして終幕後に、パンツ総番長が1年前に惚れていたのは女装姿の学園祭事務局長であったこと、さらには、1年前に例のリンゴを落としたのは「象の尻」の紀子であり、彼女がパンツ総番長に惚れていたことが発覚します。ここでパンツ総番長は学園祭事務局長にフラれるのですが、しかし、なんともご都合主義的に、降ってきた鯉がパンツ総番長と紀子の頭の上で跳ね返り、その二人は結ばれるという展開でした。

 第六に、これはむしろ全体的な話なのですが、原作小説やアニメよりも登場頻度が増えたキャラクターが多々いました。李白、高坂先輩と奈緒子さん、東堂、古本市の少年と母親、乙女の姉などは、原作小説やアニメでは登場がない章でも舞台では登場していました。主要なキャラクターを演じた役者を、本役ではない役どころに回らせるのではなく、ストーリーに絡めて有効的に再登場させる脚本だったと思います。

 以上を振り返れば分かるように、全体として各章の相互連関が強められて、オリジナル展開もある伏線回収の楽しい脚本構成となっていました(そもそも原作小説は、雑誌連載から始まっていたので、各章の相互連関は弱めなのです)。

 

 

役者について

 

13)やっぱり可愛い黒髪の乙女!

 原作小説でもアニメ(CV:花澤香菜)でも黒髪の乙女は可愛かったのですが、久保史緒里さん演じる舞台版の黒髪の乙女も可愛かったですね!(元テレ東プロデューサーの佐久間宣行さんがラジオで語っていた通りでした)

 ちなみに、久保さんの乙女に一番近かったのは、原作小説の表紙イラストやアニメの乙女よりは、原作小説(角川文庫)の「解説に代えて」における羽海野チカさんによるイラストの乙女でしょうか。

 さて、やはり舞台上で最も印象に残ったのは、乙女のソロ歌パートですね。久保さんは全編を通じて(前半は特に)何曲も歌っていました。下のメイキング映像では、脚本の上田さんが作詞した歌「夜は短し歩けよ乙女」の稽古風景が観られます。

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 このメイキング映像では十分に伝わらないのですが、本番における舞台上の乙女はこれ以上の魅力を放っていました!! 説明が難しいのですが、小説やアニメでは表現しにくく、さらには実写映像でも伝わりにくい、生身の人間による歌声と動作の可愛らしさは、目の前で直に見ないと感じられないと思います! いずれにせよ、久保さんのファンは舞台を観に行くべきだったでしょうし、そうでなくとも円盤は購入すべきでしょうね(グッズ | 舞台「夜は短し歩けよ乙女」 <オフィシャルHP>)。ぼ~っ!とすること間違いなし!

 

14)歌舞伎な先輩!

 もう一人の主役は、先輩役の中村壱太郎さんです。中村さんが歌舞伎役者ということもあって、劇中に歌舞伎要素が何度か織り込まれており、観客の笑いを誘っていましたね! 特に冬(第4章)において、風邪で寝込む先輩の脳内会議にて、先輩が多数の先輩に歌舞伎調で詰められる様は面白かったです笑

 また、春(第1章)にて先輩はズボンとパンツを奪われるのですが、その間ずっと中村さんが舞台上でアキラ100%状態だったのはいちいち笑えましたね。

 中村さんの素顔を一見すると、原作の表紙イラストやアニメから想起される人相とあまり似ていないようにも見えるのですが、いざ髪型をクシャっとさせて眼鏡をかけると、まさに実写版先輩にピッタリな人物が出来上がっていました!

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15)コメディアンな役者たち

 主役の2人以外で目立っていたのは、やはり竹中直人さんでしょう。竹中さんは、本役では李白を、さらに舞台オリジナルの「木屋町のナガブチ」役も演じていました。竹中さんはアドリブが一番多かったように感じました笑

 各章にいちいち登場して、イギリス留学へ行かずに奈緒子さんをいつまでも追いかける高坂先輩は、登場するたびに客席の笑いを誘っていました笑

 鈴木砂羽さん演じる羽貫さんは、(もちろんアルコールではないでしょうが)舞台上でリアルにジョッキを一気飲みしており、客席から拍手が沸き起こっていましたね。

 その他、原作小説やアニメに比べるとコメディ要素が多々加えられており、各役者が観客の笑いを誘っていました!

 

 

おわりに

 

16)カーテンコール

 舞台一般に言えるかは分かりませんが(劇団や千穐楽か否かで違いがあるかもしれませんが)、カーテンコールの作法に驚きました。

 もちろん、終幕後に拍手をしてキャスト陣が登場し挨拶するのは想定済みだったのですが、拍手をし続けると4、5回もキャスト陣が登場して何度も挨拶してくれるのです!! また、記憶のある限りでは人生初のスタンディングオベーションをした気がします!

 

17)人生初舞台を観劇し終えて

 今回、舞台に興味がなかった私が「夜は短し歩けよ乙女」舞台化の情報を手に入れたのは「奇遇」でした。

 また、そもそも、そんな私が人生初舞台を観に行く気になったのは、森見登美彦さんによる原作がお気に入りの小説だからです。さらには、脚本・演出を、アニメ版でも演出を担当した上田誠さんが手掛けるということも積極的に作用しました(加えて、同じく森見さんの原作小説『四畳半神話大系』も、上田さんの脚本によってテレビアニメ化されています)。

 上に記したように私の中の舞台に対するイメージは、もともと消極的な方へ偏っていました。しかし、原作小説の強い魅力が私の足を劇場へと向かわせたたのです。結果的に、観劇して大満足でした。舞台の内容はもちろん、舞台という芸術それ自体に心動かされるものがありました

 生来の出不精な私ですが、「何かの御縁」がありましたら、今度は足軽やかに舞台へ出かけたいと思います。

 

 

 以上が舞台「夜は短し歩けよ乙女を観劇して感激した感想です。なむなむ。