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【はめふら】祝!どこまで映画化される?【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】

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はめふら映画化決定!

 

先日放送が終了した乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」(2期)ですが、映画化の発表がありましたね! おめでとうございます! ありがとうございます!

この記事では、映画化の範囲を考えたいと思います。

 

 

1期~2期を振り返る

1期

1~3話:原作1巻/コミック1巻

4~6話:原作2巻の前半/コミック2巻

7~8話:アニメオリジナル

9話:原作1巻・5巻・6巻の各一部とアニメオリジナル

10~12話:原作2巻の後半/コミック3~4巻

2期

1~5話:原作3巻/コミック5~6巻

    (2話・4話はほぼアニメオリジナル)

6話:アニメオリジナル

7話:アニメオリジナル

  (キースの夢の元ネタはコミック4巻番外編小説)

8話:原作5巻(短編集)の一部

9~11話:原作4巻

12話:原作6巻の冒頭

以上からは、おおよそ原作1巻分にアニメ3話を費やしていることが分かります。

 

 

どこまでが映画化される?

90分尺の映画と想定しつつ、テレビアニメの各話本編(OP/EDを除いたもの)が1話あたり実質20分程度であることを踏まえると、単純計算で90分映画はテレビアニメ4.5話分となります。さらに、原作1巻分=テレビアニメ3話分という今までの相場を考慮すれば、テレビアニメ4.5話分=原作1.5巻分と計算できます。

以上を踏まえると、原作の続きはどこまで映画化されるのでしょうか? ここからはアニメ派の方々にとっては若干のネタバレになるのですが、原作の続巻は次のような内容になっています。

  • 6巻:魔法学園卒業、魔法省入省、部署配属試験
  • 7巻:失われた魔法の捜索
  • 8巻:近隣諸国の王族貴族との舞踏会
  • 9巻:人身売買の調査
  • 10巻:闇の魔法の調査、孤児院への訪問
  • 11巻:王城への訪問、デューイの実家への訪問

 

6巻の映画化は間違いなし?

6巻の魔法学園卒業編(1章)については2期最終話で既にアニメ化されており、残りは魔法省入省編(2章)と部署配属試験編(3~5章)です。2期の続きがアニメ化されるとなれば、6巻2~5章の映画化の可能性はほぼ間違いないように見受けられます。この巻は戦闘描写があり、劇場映えしそうです。

 
6巻+7巻の可能性?

先ほど原作1.5巻分程度が映画化されるのではないかと概算しましたが、6巻(の2~5章)だけが映画化されるとなれば、テンポの遅い冗長なストーリー展開になってしまいそうです。となると、次の7巻も映画化される可能性は高いと思われます。

とはいえ、7巻は、魔法省の敷地内で、失われた魔法の捜索をするだけであり、戦闘や誘拐といった展開はありません。これが映画のクライマックスとなると、やや迫力に欠ける可能性があります。もしかすると、6巻2章→7巻→6巻3~5章というように、順番を入れ替えた脚本になるかもしれませんね。

 
6巻+8巻の可能性?

別の可能性も考えられます。7巻とは違って、8巻には戦闘描写があります。

カタリナが魔法省に入省して以降(6巻以降)、ストーリーの主軸は闇の魔法に関する調査・捜索となるのですが、8巻の「近隣諸国の王族貴族との舞踏会」編だけは、あまり闇の魔法と関係ないエピソードとなっています。そのため、やや盛り上がりに欠ける7巻を映画の後半に持ってきたり、6巻と7巻の順番を入れ替えて闇の魔法に関する時系列を複雑化させたりするのではなく、7巻をスキップして6巻と8巻を映画化する可能性も考えられるのではないでしょうか。

なお、8巻だけを映画化するという可能性もありますが、90分という長尺に耐えられないと思われるため、この可能性は低いと思われます。ただし、8巻の内容が原作よりも盛られてアニメ化される可能性はそれなりにあると思います(2期1~5話が原作3巻に対応するものの、そのうち2話と5話が原作の内容を膨らませ実質アニメオリジナルのエピソードになったのと同様の可能性です)。

ちなみに、6巻と9巻以降の組み合わせは、原作のストーリー展開との整合性を持たせることが難しくなりそうなので、この可能性は考慮しなくても良いと思われます。

 

6巻+5巻の可能性?

6巻に加えてアニメ化されていない5巻(短編集)のエピソードが映画化される可能性も考えられますが、これは多分ないと思われます。せっかくテレビにはない長尺で映画化できるのに、短編の組み合わせはあまりにももったいないからです。

 

6巻+オリジナルエピソードの可能性?

6巻+5巻と同じ理由により、6巻とアニメオリジナルの短編エピソードの組み合わせによる映画化の可能性はないと思われます。ただし、6巻の内容が原作よりも盛られてアニメ化される可能性は十分あると思います。

 

全編オリジナルの可能性?

全編オリジナルで映画化される可能性も十分あります。ただし、その場合には、わざわざ2期最終話の最後に「FORTUNE LOVER Ⅱ」や魔法省の新キャラクターが描写されたこととの整合性を考える必要があります。これについては、映画は全編オリジナルストーリーで、原作6巻以降はテレビアニメ3期に任せるという説明が最も整合的です。テレビアニメ視聴者のすべてが映画館に行くわけではないだろうことを考慮すれば、これがテレビアニメ視聴者にとって最も親切な構成となります。

現時点で映画に加えて3期まで決まっているのは早計のような気もしますが、映画の最後に3期発表という流れならあり得るのでしょうか。

 

総集編の可能性?

わざわざ2期最終話に、テレビアニメを再編集した総集編映画の告知はしないと思うので、この可能性はないと考えて良いはずです(そう信じています)。

 

まとめ

以上をまとめると、私としては、以下の組み合わせが映画化される可能性が高いと思います。

  • 6巻+7巻(6巻→7巻)
  • 6巻+7巻(6巻2章→7巻→6巻3~5章)
  • 6巻+8巻
  • 8巻+オリジナルエピソード【外伝的な位置づけ】
  • 6巻+オリジナルエピソード
  • 全編オリジナル【外伝的な位置づけ】

まったく可能性を絞り切れていないですが、いずれにせよ続報を待ちましょう! 来年くらいには劇場で観られるといいですね!!