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『かげきしょうじょ!!』第10巻の感想・考察――愛の成長、さらさの課題、杏の疑惑、エレナの悩み

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『かげきしょうじょ!!』第10巻

 

この記事は、斉木久美子『かげきしょうじょ!!』第10巻(2020年11月5日発売)感想・考察を書き連ねた記事です。ネタバレにはご注意ください!

 

「かげきしょうじょ!!」に関する過去の記事については、下記リンクをご参照ください!

かげきしょうじょ!! カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

 

 

1.奈良田愛の成長と渡辺さらさの課題

 

男役か娘役か――団体行動をめぐって

第9巻では愛は娘役だけでなく男役も視野に入れることを決心しましたが、いざ授業となると団体行動という言葉が愛を縛って、オルフェウス(男役)を試してみたいと言い出せませんでした(10巻31幕)。

そこで「性転換もアリでしょうか?」と愛に助け船を出したのは、さらさでした。さらさは授業後、愛が男役も試してみたいと言い出したことについてこう語っています。

あとは焦りですかね。さらさは男役トップになりたいので。さらに強敵が現われたぞって。

でもライバルである前に、さらさ達は同じ夢を目指す仲間ですし。

紅華の舞台はひとりでは作れない。きっと、そのための団体責任・団体行動なんですよね。

このように行動と言葉を示したさらさは、愛が男役も視野に入れることを受け入れるとともに、愛が悩んでいた人間関係=団体行動がむしろ愛自身の背中を押すこともできると愛に気付かせたのです。

ところで、「床キンの拓様が実は女性で段違い平行棒始めて「えー!?」みたいな…?」って何ですか?

 

成長する奈良田愛

第10巻は、愛の成長する姿が多々見えました。

団体行動・団体責任について考える愛(31幕)、男役にチャレンジすると言った愛(31幕)、オルフェウスの役作りについて悩む愛(32幕)、伊賀エレナに対して先輩らしく振る舞う(が、あまり上手くできなかった)愛(32幕)、JPX時代のチームリーダーの気持ちを理解する愛(31幕)など、入学当初からすっかりと変わった愛の成長する姿を見られて、まるで叔父の奈良田太一先生(31幕45-46頁)のような気分になりました感泣

 

渡辺さらさの課題

授業でオルフェウス役を演じるようになってから、さらさは日常生活から自身の考えたオルフェウス像を実践していますね

アモーレ(愛する人)、mio angelo(俺の天使)、ti adoro(愛してる)、バンビーナ(赤ん坊)、a domani!(また明日!)、buona notte(おやすみ)、フォルツァ!(頑張れ!)、ペスカトーレ(スパゲッティの一種)……とイタリア語もペアの千秋に言いまくっていますし。

しかし、さらさとペアを組んで同室になってから千夏と呼び間違えられた千秋が「愛する妻の名前を間違えるなんて!」「結婚したとたん前カノの名前呼ばれた気分よ!!」と言ったのは言い得て妙ですね笑

さて、授業でのさらさ&千秋ペアの演技は、さらさが暴走し、千秋を置いてけぼりにしてしまいました(33幕)。さらさは天才型の主人公に分類されるタイプですが、思わぬところに落とし穴があるタイプでもあります。しかも今回の課題は、31幕で愛が悩んでいた団体責任・団体行動とちょうど同じ問題なのです。この課題をさらさはどう乗り越えてゆくのでしょうか?

ところで、私は個人的には、さらさの「エウリュディケの言うことは何でも聞いてあげたくなっちゃうオルフェウス」「明るくて愛の言葉を惜しまないスパダリ(スーパーダーリン)」と、千秋のそのままの性格の「我儘バンビーナ」「人に嫌な思いをさせない可愛い我儘」のエウリュディケは、かなり好きな役作り&組み合わせですね!

 

 

2.第9巻の答え合わせ――澄栖杏と伊賀エレナ

 

澄栖杏は紅華オタク?

第10巻でも相変わらず先輩のさらさに冷たい杏ですが、どうやら、さらさが冬組のトップスターの里見星と手をつないで走った大運動会を「たまたま」現場で見たようです(33幕99~100頁)。

第9巻の記事では、私は以下のような考察をしていました。

第28幕28頁以下の杏の様子を見れば、さらさとは過去に因縁があるようです。

たしかにさらさは100周年運動会で目立ったり文化祭のパンフレットに名前は載ったりしましたが、青田買いするファンや100期生の名前を全員覚えたエレナのように、先輩の名前をチェックするほど熱心ではない性格のようです。

だとすると、この場面で杏が「渡辺さらさ」とつぶやいたのは、やはり過去に何か因縁があったと見るべきではないでしょうか。もちろん、さらさの方は何も知らない様子ですが。

しかし、杏が超プレミアチケットの大運動会を見に来ていたということならば、実は杏が熱心な紅華オタクである可能性が急浮上してきました!!

しかも、実は杏はさらさの大ファンなのではないか、という疑惑も生じてきます!!! 全体として不自然とも言えるようなさらさに対するツンケンな態度は、ファンだとバレないようにするため、あるいはイマドキの言葉では「好き避け」でしょうか?

今後のさらさと杏の関係性の展開が俄然気になってきましたね!

 

伊賀エレナの悩みと覚悟

第9巻の記事にて、私は以下のような考察をしていました。

エレナ初登場時の場面をよくよく振り返ってみると、エレナが遅刻した理由を不思議に思わなければなりません

紅華歌劇音楽学校の寮は相部屋のはずです。ということは、101期生は全40名で余りが出ないので、エレナにもルームメイトがいるはずです。そうだとすれば、(ルームメイトと共に遅刻するのではなくエレナだけが遅刻したということは)エレナはルームメイトに起こしてもらえなかった、ということになります。

ルームメイトがエレナを起こさなかった理由としては、まず、財閥令嬢に気後れしてしまい起こせなかった、という可能性が考えられます。しかし、他人に興味がないルームメイトがわざわざエレナを起こさなかった、という可能性も考えられます。

前者の可能性については、むしろ、起こさなかったことに対する財閥令嬢の報復(?)を恐れるのが人の心理であるため、こちらはなさそうな気がします。その一方で、後者の可能性については、これにピッタリと当てはまりそうな101期生がいます。そうです。エレナのルームメイトは澄栖杏ではないでしょうか杏であれば、財閥令嬢であっても我関せずといった態度を貫き通しそうではありませんか? ただ、28幕36-37頁の伊賀エレナと澄栖杏の会話は、初対面のような感じで、あまりルームメイトっぽくないんですよね……。いずれにせよ、ルームメイトの情報は、第10巻以降で明らかになるかもしれません。

しかし、「友達ができない」「みんなから遠巻きにされている」という悩みがエレナにはあるらしいので(10巻32幕62-63頁)、ルームメイト(たぶん杏ではない)が財閥令嬢であるエレナに気後れして彼女を起こせなかったということになりそうです。

さて、第10巻の番外編は「財閥令嬢・伊賀エレナ編」でしたが、紅華を受験するに際してエレナにはエレナなりの苦悩があったようです。

財閥令嬢という身分から特別扱いされることを懸念したエレナは、面接で思わず「どうか、私を、私だけを見てご判断下さい!」と言ってしまいます。ここに財閥令嬢ならではの彼女の苦悩が漏れ出ていますよね。

最終的に紅華に合格できたエレナは、蝶よ花よと彼女を見守ってきた兄に次のように覚悟を言い放ちます。

紅華は私にとって「成長の糧」ではございません。私は「素敵な女性」になるために紅華に入団したわけではないのです。

私にとっての紅華歌劇団は、お仕事です。血の滲むような努力を越えて、それを微塵も感じさせず、お客様に楽しませ夢を見て頂き、対価を得る、立派なお仕事なのです。そしてわたくしの出発点であり、最終地点です。

わたくしはわたくしの人生のすべてを紅華歌劇団にささげますわ!!

このようにエレナは、紅華に入学するにあたり覚悟を決めてきたのですが、しかし、入学後も周りの人間はエレナを財閥令嬢として扱ったままです。エレナの苦悩は解消されないままなのです。今後、どうなるのでしょうか?

 

 

 3.ちょっと気になった小ネタ集

 

表紙に沢田千秋が初登場!

今回、初めて千秋が表紙に登場しましたね!

さらさと愛のほかに単行本の表紙に登場したのは、オーディションでジュリエット役を勝ち取った山田彩子(6巻)、ティボルト役のオーディションでさらさに敗れた杉本紗和(7巻)、祖父のことで悩むさらさを激励する白川暁也(8巻)、そして授業でさらさとペアを組むことになった沢田千秋(10巻)です!

かげきしょうじょ!! 7 (花とゆめCOMICS)

かげきしょうじょ!! 7 (花とゆめCOMICS)

 

この4人はいずれもその巻で注目を集めた人物です。しかし、ということは、第11巻の表紙は……? 奈良田愛&沢田千夏ペアはまだ作中で演技を披露しておらず、次巻はその場面から始まると思われますので、第11巻の表紙はこの2人の可能性が高いと思われます。

そういえば、第10巻の私の印象に残ったコマは、さらさに千夏と言い間違えられた千秋が「最低!!」と言ったときの表情です!(33幕91頁)

 

さらさのサイン

さらさがオルフェウスのキャラクターを考察したノートですが(31幕28頁)、そこには、オルフェウスのキャラ考察以外にも、さらさのサインが書いてありましたね!

紅華デビューするとなれば本名は用いず芸名を名乗ることになるため、このサインは将来的に役には立ちませんが、それでも書いてしまうところがさらさらしく見えました

 

Reborn

31幕には、高木先生の印象的な言葉がありましたね!

「Reborn.毎公演、役とともに生き、そして新たに生き返れ」

ここで思い出すのは紅華乙女の魂です。第8巻の記事でも書きましたが、過去にも似たようなセリフが登場しているのです。

一つ目の熱いセリフは、ティボルト役を失敗した愛に向けてさらさが言った「失敗したって、また何度でも蘇りましょう!」です(8巻27幕142頁)。

そして、このセリフに勇気づけられた愛は、文化祭の失敗を気遣う安道先生に対して、「大丈夫です。失敗しても何度でも蘇りますんで」と宣言します(8巻27幕147頁)。

ところで、このセリフ、なんだか見覚えがありませんか? それもそのはず、第1巻に同様のセリフが登場しているのです!!

さらさと出会った国広先生が少年時代を回想したときのことです(1巻2幕73頁以下)。空襲で大劇場も台本もすべてが燃えて無くなってしまったとき、国広少年に対して「白薔薇のプリンス」こと櫻丘みやじが語った言葉です。

「全てが無くなってしまった。でもね少年よ。紅華は死なない、私が死なせない」

「何時の世も人々には夢が必要だ。この焼け野原を超えて行けるよう私はまた皆に夢をみせよう。皆がそう望むのなら、私達は死なない。私たちは何度でも蘇るだろう」

このセリフのことを国広先生はさらさに伝えていません。しかし、それにもかかわらず、さらさは同様のセリフを放ったのです! まさに紅華乙女の魂が隠然と受け継がれているのを感じませんか?

ここまで繰り返して「生まれ変わる」ことが強調されると、紅華乙女のあり方ひいては本作品のテーマの核心がここにあるのではないかと感じてしまいます。

 

クラリス女学院

第10巻の番外編は「財閥令嬢・伊賀エレナ編」でしたが、エレナの通っていたクラリス女学院になんだかワクワクしませんでしたか?

庭園・薔薇園、お嬢様言葉、サロン、高等部生徒会にエレナを引き入れようとする海宝さま……

百合やスール(姉妹制度)を彷彿とさせる要素が多すぎです! まるで『マリア様がみてる』のような世界観です! なんだか海宝さまを主人公にスピンオフを1冊読みたくなりました笑

 

 

第12巻は、2021年夏ごろ発売予定だそうです!

ちなみに、メロディ本誌2020年12月号は『かげきしょうじょ!!』のオリジナルポストカードブックが付録となっているみたいですね!

メロディ 2020年 12 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

祝!『かげきしょうじょ!!』アニメ化決定!2021年放送!

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テレビアニメ「かげきしょうじょ!!」


な、な、なんと! 当ブログ激推し漫画の『かげきしょうじょ!!』TVアニメ化が決定しました! 2021年放送だそうです!

TVアニメ「かげきしょうじょ!!」公式サイト

かげきしょうじょ!! シーズンゼロ (花とゆめCOMICS)

かげきしょうじょ!! シーズンゼロ (花とゆめCOMICS)

 

 

個人的な話をすれば、このブログを始めて以来、原作を読んでからアニメ化が決定したのは初めてです。それだけに感無量ですね……。しかも、おそらくブログで取り上げた回数も一番多いと思います。過去記事は以下の4つ! 

 

『かげきしょうじょ!!』を読んだことがない方はこの紹介記事試し読みを読んでみてください!

irohat.hatenablog.com

manga-park.com

www.cmoa.jp

 

過去の感想・考察記事はこちら↓から!

かげきしょうじょ!! カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

 

 

放送が待ちきれませんね!!

なお、単行本第10巻11月5日に発売です!

かげきしょうじょ!! 10 (花とゆめコミックス)

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ブログを始めて1周年!――各種データの分析と感想

 

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ブログを始めて1周年!

 

1日遅れとなりましたが、2020年8月9日をもって、2019年8月9日に当ブログを始めてから1周年となりました。読者の皆様、ありがとうございます!

ちなみに、ブログを始めてから1ヶ月と半年の感想・分析については、以前に書いた記事があります。

ブログを始めて1か月の感想 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

ブログを始めてから半年の分析と感想――各種データとともに振り返る - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

 

 

 

ちょっとした分析

11ヵ月前と半年前の先例に倣って、この記事でもあれこれ分析したいところですが、おそらく目新しいことは言えなさそうなので、簡単な分析に留めておきます。

 

とりあえず、簡単なデータとして、1年間の公開記事数は98本(この記事を除く)、登録読者数は176人総アクセス数は約73,000アクセスです。

ブログを始めてから半年間(前半)の記事数は77本、ここ半年間(後半)は21本ですが、総アクセス数は半年間(前半)の時点で約36,000アクセス、1周年(前半+後半)の時点で約73,000アクセスなので、記事の公開ペースが落ちた割にはアクセス数は順当といったところでしょうか?

 

このブログのアクセス元については、相変わらずGoogle検索やYahoo!検索が9割近くを占めています。したがって、(検索者がこの手の記事を読むのは想定しにくいので)この1周年記事を読んでいる読者は少数の登録読者の方々に限られるでしょう(読んでくださりありがとうございます!)

ちなみに、このブログの人気記事トップ4は以下の通りです(順不同)。

女性が主人公のライトノベルはおもしろい!――おすすめすべき理由を考察してみた - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

女の子が主人公のアニメおすすめ10選‼ - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

『かげきしょうじょ!!』第8巻の感想・考察――渡辺さらさの出生の秘密に迫る! - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

『かげきしょうじょ!!』第9巻の感想・考察――渡辺さらさの因縁、奈良田愛の方針 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

半年前と変わらないラインナップですね笑

 

……とここで分析を終えるところでしたが、そういえばここ半年間はGoogle Analyticsを使っていたのでした。適当にデータを抜き出すと以下のような数字でした。

まず、このブログへのアクセス元は約7割がスマホ約25%がパソコン数%がタブレットでした。

また、読者の年齢層と性別は以下のグラフの通りです。

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読者の年齢層

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読者の性別

個人的に嬉しかったのは、男女の性別がほぼ半々だったことですね! おそらく、女性読者の大半は、女性漫画誌に連載されている『かげきしょうじょ!』に関する記事が目的だと思われます。

 

 

ちょっとした感想

さて、感想として何を書こうか迷ったので、勝手ながら、同じく先日1周年を迎えられた某ブログ同期の方の1周年記事を参考に感想を書きます。

 

ブログを始めた理由

私がこのブログを始めた最大の理由は、自らの内にあるものを世に問うてみたかったからです……とは書いてみましたが、少々大言壮語の嫌いがありますね。要するに、日々自分が考えていることを匿名で吐き出す場が欲しかったのです。

おそらく多くの皆さんが感じていることだと思うのですが、いくら家族・友人・知人がいようと、これらの人々に自らの思考(嗜好?)を顕名で赤裸々に晒すことは躊躇われるものです。特に、自分の趣味については、(趣味友達でもない限り)興味のない話に相手を付き合わせてしまう可能性が十分にあるので、余計に慎重にならざるをえません。

ちなみに、このブログにおいて、「自らの内にあるものを世に問うてみた」傾向が一番強いのは、雑考カテゴリーの記事ですね。

雑考 カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

 

スタート当初のイメージと実際の1年の差

スタート当初はもちろんやる気に燃えていた訳ですが、しかし実際続けてみると、記事を書くのに数時間はかかるので、1日1記事は当然不可能ですし、1週1記事も忙しいときは無理になりました。それでも、細々と続けて行ければと思っているところです。

ちょっと意外だったのは、当初の想定よりネタに困らなかったことです。もちろん、記事のテーマや構成は決まっていても、具体的な素材の摂取や記事化に要する時間から記事にできていないのですが。ネタの持ち腐れ状態です。途中まで書いて公開しなかった2019秋ドラマの感想記事なんかは、半年以上経って腐臭がしています。

 

ブログを続けて良かったこと

上にも書いたことですが、何かを見たり聞いたりして感じたことや考えたことがあっても、誰にも話せずにモヤモヤしたまま終わることなく、ブログの記事にできるという選択肢があることは、おそらく精神衛生上良いことなのではないかと思います。とは言っても、ネタが溜まる一方で、まったく記事化できていないのですが……それでも、記事にできる「可能性」があることが重要なのではないかと思うところです。

 

 

今後の方針

記事の公開ペースについて、半年前には、最低週1本が適正などと言っていましたが、最近ではそれも難しくなってきました。また、今年度から来年度末にかけては本業が忙しくなることが予想されるので、公開ペースがもっとダウンするかもしれません(が、現実逃避として記事を書くかもしれません笑)

いずれにせよ、まったくの趣味で始めたブログですので、ペースも内容も気ままに続けていきたいと思います。

ともかく、なんとか1周年を迎えることができました! 読者の皆様のおかげです! 今後ともよろしくお願いします!!

 

 

 

2020春アニメの感想――13作品ひとことコメント

 

 

結構遅くなってしまいましたが、この記事では、2020春アニメについて一言ずつ感想未満のコメントを書きたいと思います!(五十音順)

 

 

アルテ

フィレンツェヴェネツィアで、「女性だから」「貴族だから」というアルテの属性にまつわる自己評価・他者評価が反転してゆく様は面白く感じました。

思えば、今期は、「アルテ」「八男って、それはないでしょう!」「本好きの下剋上」の3作品で、「女性」「貴族」という属性について考える機会がありましたね。

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理想的なツンデレ

 

 

イエスタデイをうたって

結局、魚住も榀子も自分の本心に気付いて落ち着くところに落ち着きましたが、あれは「強者」の論理だなぁと思いました。つまり、二人とも、自らが想い人だと認識している人と、自分を想ってくれる人とを比較して、結論を出したのです。多くの人は、こういった比較検討できる状況に置かれることはほとんどありませんよね。意地悪な言い方をすれば、キープくん/キープちゃんがいたからこそ、出せた結論だったのではないかと思います。もし、そうした存在がいなければ、魚住も榀子もあのままだったのではないでしょうか。まったくもって「初心な恋愛強者」って感じな登場人物たちでした。

ところで、このアニメは、春アニメの中で一番最後に見終わった作品です。登場人物の置かれた状況や条件が自分と合致していた訳ではないのですが、いろいろ感情が揺さぶられることもあり、最後まで取り置いてしまった作品になりました。もちろん、良作ゆえに、なのですが。

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このシーンにおける晴の表情のアニメーション、凄かったですね!


 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

期待以上のクオリティでアニメ化を果たしてくれたことは、原作ファンとしては嬉しい限りです。第2期を楽しみにしています!

irohat.hatenablog.com
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かくしごと

コメディとハートフルがいい塩梅に混ざった良作でした! 「かくしごと」の(ミスリーディングも含めた)マルチミーニングも私の好みです!

あと、一周回って、ストーリーの起爆剤になる十丸院が好きになりましたね!

 

 

かぐや様は告らせたい

第2期も相変わらず面白かったです! 最近の少年誌・青年誌の人気ラブコメ作品は、一昔前とは違ってヒロインズよりも、(概してハイスペックな)男性主人公の方に魅力を感じます。白銀会長はその筆頭ですね。選挙演説の際の白銀会長は最高でした! 第3期ありませんかね?

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フルーツバスケットみたいな少女漫画風キャラデザも結構好きです!

 

 

神之塔

やはり最後まで世界観を把握しきれず、ちょっと未消化な部分があったことは否めませんね…… ラークやアナク、エンドロシなど、周りの登場人物のキャラクターはかなり好きですね!

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アナクとエンドロシ

 

 

グレイプニル

危ない性癖が見え隠れするのはともかく、バトル描写が良い作品でした。終盤の数話で全体像が明かされましたが、結局、続きは原作で!みたいな感じになってしまいましたね。2期があれば良いのですが……

 

 

社長、バトルの時間です!

キボウカンパニーは、バトル時にはアンチ社畜を装いつつ、社長が社員は家族であると言ったり社員の私財供出を認めたりするなど、社畜を生みやすい日本の伝統的な社風が色濃く反映されていましたね。言うなれば、社長も従業員も家族として皆幸せな伝統的日本型企業の理想型を見せられたような気がします。

労働者の権利を擁護し社畜を生まないために、職場ではドライな関係に終始する会社像をこのアニメ(ゲーム)で描けなかったのは、やはり、まだまだ日本社会にはそれを理想型とできない気風が残っているからでしょうか。

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水着姿で誰よりも目立つ社長……


 

つぐもも

少年漫画のお手本のような「バトル×エロ」なこの作品(しかも作画も良好)は、正直なところ、もっと話題になるべきかと思います。和風テイストなのも良いですよね。

第2期は衝撃の幕切れとなってしまいましたが、原作漫画はまだまだ続巻があるようなので、購入しようか迷っているところです。

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最終話に見ると、味わい深いEDの桐葉

 

 

波よ聞いてくれ

春アニメのダークホースです。かなりハマってしまい、原作漫画を全巻購入してしまいました!

私は深夜ラジオリスナーなのでラジオ要素を楽しみに視聴し始めたのですが、登場人物たちのヒューマンドラマが非常に面白いのです! 原作を読めば、南波瑞穂・茅代まどか・久連木の関係性の詳細や城華マキエがハガキ職人をする理由などが明らかになるので、皆さんも是非! あと、原作を読むと、茅代まどかのラジオ哲学に唸らされましたね。

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原作最新巻でも明らかになっていないシセル光明の事故遭遇シーン

 

 

八男って、それはないでしょう!

正直なところ、バトルと日本食の描写は微妙でした。とはいえ、作品タイトルにも関連するように、貴族社会や家族関係を軸にしたストーリーはかなり楽しめました。(ファンタジーに限らず)権謀術数がうずめく内政モノはもっとアニメ化されてほしいですね!

あと、最終話で貴族の爵位任命権をめぐって揉め事が起こりましたが、爵位任命の推薦権(実質的な任命権)をヴェンデリンに与えつつ、推薦の承認権(形式的な任命権)を国王に留保する方式の方がスマートだったのではないでしょうか……なんて野暮なことも考えてしまいました。

 

 

プリンセスコネクト!Re:Dive

やはり原作ゲームをしていないと、次々と現れる登場人物の立ち位置や意味深な発言の完全な把握は無理でした。が、美食殿を中心とするストーリーは普通に楽しめましたね!

 

 

本好きの下剋上 第2部

この作品は、他の異世界ファンタジーのように主人公が派手にバトルする訳ではないのですが、相変わらずストーリーや世界観設定のきめ細やかさがキラリと光ります。第3部の制作が決定されたようで嬉しい限りです!!

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苦節2年、ついに本を完成させたマイン



 

以上、2020春アニメ13作品の感想でした! これから夏アニメを見始めます!!

 

 

 

漫画『ヤンキー君と白杖ガール』ボイスコミック第2弾!――下野紘・鬼頭明里・瀬戸麻沙美・野津山幸宏が登場!

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『ヤンキー君と白杖ガール』第4巻

 

この記事で紹介する、うおやま『ヤンキー君と白杖ガール』(メディアファクトリーコミックス、2020年7月現在既刊4巻)については、以前、紹介記事を書いたことがあります。

ざっくりと内容を紹介すると、「最恐ヤンキー」と「視覚障害者の女子高生」のラブコメディです。

irohat.hatenablog.com

 

今年1月の第3巻の発売に際してはボイスコミック第1弾が公開されましたが、今回、第4巻の発売に際してはボイスコミック第2弾が公開されました!(第1弾は下記記事を参照)

irohat.hatenablog.com

 

出演声優については、第1弾に引き続き、下野紘さん(黒川森生役)、鬼頭明里さん(赤座ユキコ役・ナレーション)が、そして第2弾では新たに、瀬戸麻沙美さん(ハチ子役)、野津山幸宏さん(花男役)が登場します! 特に今回のエピソードでは、ハチ子が主人公的なポジションなので、瀬戸さんファンは必聴ですね!!

 

前回に引き続き、このボイスコミックには、漫画のテーマに沿って、視覚障害者の方でも漫画を楽しめるように、音声ガイド風ナレーションがついています。視覚障害者の方にはもちろんですが、動画を見ずにラジオのようにして聴くのもおすすめです!

なお、今回の内容は、第2巻の前半(第24話~第31話)に相当します。 

www.youtube.com

 

この漫画は、ブコメディながら視覚障害者などの社会的弱者に寄り添った社会派の作品です。シリアスになり過ぎることなく、楽しみながら社会的弱者について学べる逸品なので、どの教室にも全巻そろえておきたいくらいですね!

 

 

ヤンキー君と白杖ガール 1 (MFC)

ヤンキー君と白杖ガール 1 (MFC)

 
ヤンキー君と白杖ガール 2 (MFC)

ヤンキー君と白杖ガール 2 (MFC)

 
ヤンキー君と白杖ガール 3 (MFC)

ヤンキー君と白杖ガール 3 (MFC)

 
ヤンキー君と白杖ガール 4 (MFC)

ヤンキー君と白杖ガール 4 (MFC)

 

 

 

 

2020春アニメで購入したOP・ED曲

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君は天然色

 

この記事では、2020春アニメOP曲・ED曲のうち、私が購入した曲(全11曲)を紹介したいと思います。

※動画サイトへのリンクは公式のものしか貼っていません。

 

 

1.「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」OP曲

曲名:乙女のルートはひとつじゃない!

歌手:angela

個人的には、今までに聴いたアニメ主題歌の中で最もキャッチーで中毒性のある曲のひとつです。間違いなく、ここ3ヵ月の中で一番頻繁に聞いた曲です。

アップテンポにもかかわらず、曲とOP映像が小気味よく連動しているのが最高なので、確認してみてください! 何度だって見れちゃいます!! OP映像の魅力については、別記事で語っているので、そちらも是非!
irohat.hatenablog.com

OP映像↓

www.youtube.com

 

 

2.「啄木鳥探偵處」ED曲

曲名:ゴンドラの唄

歌手:NOW ON AIR

「ゴンドラの唄」はもともと大正時代にヒットした曲で、このED曲はNOW ON AIRによるカバー曲です。

古き良き歌詞とこだわりのある転調がクセになるこの曲ですが、終始ゆったりした原曲の曲調とはうって変わって、このカバーでは大胆にアレンジされています。

原曲の歌詞は4番構成なのですが、このED曲では(フルバージョンでも)、1番と4番しか使われていません。非常にゆったりとしたメロディーのAメロには原曲1番の歌詞が、突然アップテンポに切り替わったサビには原曲4番の歌詞が使われています。1番も4番も同程度の量(4行)の歌詞なのですが、ED曲90秒のうち、Aメロ(1番)には約60秒、サビ(4番)には約30秒が割り振られており、それぞれのテンポがまったく異なります!

MV↓

www.youtube.com

 

 

3.「プリンセスコネクト!Re:Dive」OP曲

曲名:Lost Princess

歌手:ぺコリーヌ(CV:M・A・O)、コッコロ(CV:伊藤美来)、キャル(CV:立花理香

最初は特に気に留めてなかった曲ですが、原作ゲームプレイヤーを中心にあまりにも評判良いので注意深く聞いていると、私もハマってしまいました。

OP映像↓

www.youtube.com

1年前に公開された原作ゲームに付随したMV的な試聴動画(フル)↓

www.youtube.com

 

 

4.「継つぐもも」OP曲

曲名:風吹けば月夜の果てに

歌手:A応P

個人的に大好きな和テイストの曲です。この手の曲は多くはないのですが、こうやってお気に入りに出会えると非常に嬉しいです!

MVは、桐葉の帯を意識した映像となっています。また、動画サイトで公開されているOP映像はなかったのですが、OP映像も魅力的なのでチェックしてみてください! 一人称視点が多用され、映像がグリグリ動くのが凄いですよ!

MV↓

www.youtube.com

 

 

5.「BNA ビー・エヌ・エー」OP曲

曲名:Ready to

歌手:影森みちる(CV:諸星すみれ

珍しく60秒尺のOPです。一度聞いただけでそのキャッチーに惹かれ、購入を即決意しました。

OP映像↓

www.youtube.com

 

 

6.「BNA ビー・エヌ・エー」ED曲

曲名:NIGHT RUNNING

歌手:Shin Sakura feat. AAAMYYY

こちらも60秒尺です。キャッチーなOP曲とはうって変わって、オシャレなED曲になっています。挿入歌としても使われていましたね。

ED映像↓

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7.「かくしごと」ED曲

曲名:君は天然色

歌手:大滝詠一

なんだか聞き覚えがある曲だと思ったら、ビールのCMソングにも使われている曲だったんですね! やっぱり往年の名曲は格別の良さがあります!

この曲が気に入り過ぎて、「めぐろ川たんていじむしょver.」「千田奈留ver.」も購入しちゃいました!!

ED映像↓

www.youtube.com

イメージアルバム試聴動画↓

www.youtube.com

 

 

8.「波よ聞いてくれ」OP曲

曲名:aranami

歌手:tacica

爽やかでカッコイイ曲です。

鼓田ミナレ役の声優を務めた声優(杉山里穂さん)がMVの冒頭に登場してラジオブースから曲振りしているのでMV映像もチェックしてみてください!

MV↓

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9.「波よ聞いてくれ」ED曲

曲名:Pride

歌手:遥海

謎のクリハンガーな終わり方をするエピソードが多かった「波よ聞いてくれ」ですが、このED曲によって何だかイイ感じに締めくくられていたので、それだけにこの曲の良さを痛感するところです。言うなれば、浄化EDですね。

試聴した方は歌手の歌唱力に気付いたと思いますが、彼女にとってこの曲がメジャーデビュー曲らしく、彼女が売れた後に自慢したいなら今のうちに要チェックですね!

MV↓

www.youtube.com

 

 

おまけ:「ヒーリングっど♡プリキュア」ED曲

曲名:ラクルっと♡Link Ring!

歌手:Machico

2020年2月にスタートした番組(しかも深夜アニメではなくニチアサアニメ)なので、この記事に書くのもどうかと思ったのですが、最近気になっている曲ということで、おまけとして紹介します。

歌手はアニソンではお馴染みのMachicoさんです。この曲のメロディーが頭から離れなくて購入しようかどうか非常に悩んでいます!

ED映像↓

www.youtube.com

 

 

 

以上、9種11曲が私の購入した曲(+おまけ)です。皆さんはどんな曲を購入しましたか?

 

 

祝!はめふら2期はどうなる?【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…】

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はめふら2期決定!


先日放送が終了したアニメ乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」ですが、2期制作の発表がありましたね!! おめでとうございます! ありがとうございます!!

www.youtube.com

ということで、この記事では、1期を踏まえて2期がどうなるのか少し考えてみたいと思います。

 

 

1期を振り返る

 

アニメ1期の各話を原作小説とコミックに対応させると以下のようになります(一部に漏れがあるかもしれませんが……)

 

 1話「前世の記憶を思い出してしまった…」

原作1巻(1~2章)/コミック1巻(1~2章)

 2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」

原作1巻(3~4章)/コミック1巻(3~4章)

 3話「麗しの美形兄妹と出会ってしまった…」

原作1巻(5~6章)/コミック1巻(5~7章)

 4話「魔法学園に入学してしまった…」

原作1巻(6章の一部)/コミック1巻(7章の一部)

原作2巻(2章の一部)/コミック2巻(8~9章)

アニメオリジナルのシーン:入学式、授業、帰り道

 5話「主人公の実家にお邪魔してしまった…」

原作2巻(2章の一部、3章の一部)/コミック2巻(10~11章)

アニオリのシーン:街での聞き込み、キャンベル家

 6話「夏休みだから楽しく遊んでしまった…」

その1前半:アニオリ

その1後半:原作5巻(215-270頁の一部)

その2:15歳は原作5巻(85-112頁の一部)、回想はアニオリ

その3:馬車は原作2巻(3章の一部)/コミック2巻(12章の一部)、湖はアニオリ

その4:原作2巻(3章の一部)/コミック2巻(12章の一部)、脳内会議はアニオリ

その5:原作2巻(3章の一部)/コミック2巻(12章の一部)

その6:原作2巻(3章の一部、4章の一部)/コミック2巻(12章の一部)

 7話「危険なダンジョンに入ってしまった…」

あっちゃんのシーン:原作2巻(1章の一部)

その他のシーン:アニオリ

 8話「欲望にまみれてしまった…」

Cパート:原作5巻(113-128頁の一部)

その他のシーン:アニオリ

 9話「パジャマパーティーで盛り上がってしまった…」

Aパート:アニオリ

アンの回想:原作1巻(6章の一部)

パジャマパーティー:原作6巻(1章の一部)、原作5巻(176-183頁、188-191頁)

収穫祭:アニオリ

Cパート:原作2巻(4章の一部)/コミック3巻(13章の一部)

 10話「破滅の時が訪れてしまった…前編」

原作2巻(4章の一部)/コミック3巻(13~17章)

 11話「破滅の時が訪れてしまった…後編」

原作2巻(4章の一部、279-300頁の一部)/コミック4巻(18~19章、20章の一部)

 12話「最終イベントが来てしまった…」

原作2巻(4章の一部、5章)/コミック4巻(20章の一部、21~22章)

Cパート:原作5巻(215-270頁の一部)

 

これでは細かすぎて分かりにくいので、改めて大雑把な対応関係を示すとすれば以下のようになります。

1~3話:原作1巻/コミック1巻

4~6話:原作2巻の前半/コミック2巻

7~8話:アニオリ

9話:原作1巻・5巻・6巻の各一部とアニオリ

10~12話:原作2巻の後半/コミック3~4巻

 

つまり、大雑把に言えば、アニメ全12話のうち9話分を費やして、原作2巻分/コミック4巻分の本編ストーリーが進んだことになります。

 

 

2期はどこまでアニメ化される?

 

それでは、原作1~2巻がアニメ化された1期の進行具合を踏まえると、2期はどこまでアニメ化されるのでしょうか?

 

順当に考えれば、少なくとも原作2巻分(3~4巻)はアニメ化されそうです。

さらに、1期は予想外にアニオリが多かった印象だったのですが、2期ではアニオリを極力減らせば原作6巻もアニメ化されるかもしれません(5巻は短編集なので未使用エピソードが尺調整に使われるかもしれません)。

(もしかしたら、1巻あたり3話分アニメ化するペースで原作のエピソードを切り詰めれば、7巻までアニメ化できるかもしれませんが、流石に無理がありますよね……)

 

ここから数行は若干のネタバレになるのですが、原作の続巻は次のような内容になっています。

3巻:学園祭とカタリナの誘拐

4巻:キースの失踪と捜索

5巻:短編集

 ――以下、「FORTUNE LOVER Ⅱ」の舞台へ――

6巻:魔法学園卒業、魔法省入省、部署配属試験

7巻:失われた魔法の捜索

8巻:近隣諸国の王族貴族との舞踏会

9巻:人身売買の調査

 

と、このように見てみると、やはり6巻までアニメ化するのは区切りが悪そうです(原作派の方は共感して頂けるのではないかと思います)。

となると、2期のアニメ化は、3~4巻を主軸として、5巻の未使用エピソードとアニオリを挿入する形となる可能性が高そうですね。

それに、一般的には、アニメがコミックに大幅に先行するケースは少数派かと思います。現在、コミックは5巻まで出版されており、これは原作3巻の前半部分に相当します。月刊誌掲載5話分がコミック1巻に収録され、コミック新刊は半年に1回に刊行されるので、2020年11~12月あたりに出版されるはずのコミック6巻が原作3巻の後半部分に相当すると思われます。

2期が2021年なので、現在のコミカライズのペース(1年で原作1巻分)を踏まえると、やはり2期のアニメ化は4巻までかもしれません。

 

 

2期の放送時期は?

 

ここで、2期の放送時期について少し考えなければなりません。

というのも、発表されたのは、「2021年に“放送”される」ことではないのです。公式サイトの文言をそのまま引用すれば、「2021年、TVアニメ2期制作決定!」「2021年テレビアニメ第2期の制作が決定いたしました!」となっているのです。

“はめふら”はまだまだ終わらない!2021年、TVアニメ第2期制作決定! – TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト

 

この微妙な言い回し(はっきり言えば、不自然な日本語)からは、文言上3つの解釈ができます。

①2021年に2期が放送される

②2021年に2期が制作される(2021年から2期の制作を開始する)

③2021年に2期の制作が決定される

このうち③は間違いです。2期の制作が発表されたのはこの2020年なのですから。

それでは、①か②か。①ならば、「2021年放送予定」と発表されても良さそうなものです。そうすると、②が一番正しい解釈のような気がします。となれば、放送は2022年頃になってしまうかもしれません。制作サイドは、2年後の2022年よりも1年後の2021年の方が宣伝効果があると考え、上記のような微妙な言い回しをしたのかもしれません。

しかし、別の可能性も考えられます。制作サイドとしても2021年に放送したいが、昨今のコロナ禍の影響が今後どれだけ続くか十分に予測できないため、保険をかけるような言い回しになってしまった、という可能性です。

 

制作サイドの意図はこれ以上分かりませんが、ともかく、1期同様にハイクオリティな2期をなるべく早めに見られることを期待しています!

 

  

 

アニメ「ネコぱら」から「人間」概念を考える――「ネコ」と「人間」を同等に扱う危険性について

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ネコぱら

 

2020年3月に放送が終了してから2ヵ月が経過したアニメについて記事を書くのも躊躇われたのですが、とあるきっかけから、頭の中で構想を描きつつも筆が止まっていたこの記事を書き上げて公開することにしました。 

さて、放送終了から少し時間が経ってしまったので、細かい内容は忘れてしまった視聴者も多いかもしれませんが、アニメ「ネコぱら」を見ていて、その独自の「ネコ」概念に引っかかりを覚えた視聴者は少なからず存在したのではないかと思います。

このアニメにおける「ネコ」は、ねこじゃらしに反応する、魚が好物、水が苦手など、現実のネコと同じような(ステレオタイプの)習性を持つものの、耳と尻尾以外は人間と同じ容姿を持ち、人間の言語を使いこなして、人間社会に溶け込んでいます。それにもかかわらず、「ネコぱら」では頑なにこの種族を「ネコ」と呼ぶものですから、現実のネコに慣れている私たち視聴者は混乱するばかりでした。

そのため、このアニメは、一見したところ、私たちの「ネコ」概念を揺るがしているように見えます。しかし、それと同時に、この「ネコ」概念はそのまま「人間」概念に逆噴射して、「人間とは何か」と私たちに問いかけているようにも思われるのです。この記事では、この点について若干の考察を行いたいと思います。

※ 私(筆者)は原作ゲームも含めて、テレビアニメ以外の関連作品には触れていません。

※ この記事において「人間」「人」「ヒト」は基本的に同じ意味で使用しています。

※ フィクションに対するナンセンスな記事であることはもちろん自覚しています!

 

 

1.鈴制度とそれに対する違和感

 

独自の「ネコ」概念それ自体から派生したものとして、このアニメで最大の引っかかりを覚えたのは「鈴」制度です(第1話、第10話を参照)。

これは、「ネコぱら」の世界における「ネコ」は、外出時には、原則として飼い主と一緒に行動しなければならないが、例外的に「鈴」を付けたネコは飼い主が一緒にいなくてもネコだけで行動できる、という制度です。この「鈴」の資格の取得・更新には試験への合格が必要で、鈴なしネコは捕まってしまうそうです(捕まった際の罰則の有無や内容は不明)。

また、バニラによれば、鈴制度および試験について、「鈴は人間社会でやっていける証明」、「人間の常識やルールを理解して、ネコの習性や本能に負けず、理性的な行動をできるかが試験内容」と語っています(第10話)。

 

このような「鈴」を課せられたネコたちを見て、何らかの違和感を覚えたりゾッとしたりしませんでしたか? 

こういった感覚を言葉にすれば、「『ネコ』に義務を課して人間社会に溶け込ませようと強制するのは、おかしなことではないのか? 鈴制度は非道的ではないのか? 『ネコ』にも人間と同様に自由に生きられる『権』があるのではないのか?」というような疑問になるかと思います。

 

 

2.差別の歴史と差別是正のためのメルクマール

 

上記の感情はよく理解できます(というか、これは鈴制度を初めて知ったときに筆者が抱いた感想です)。

しかし、よくよく考えてみれば、「ネコぱら」の世界観において、「人間」と「ネコ」を分かつ鈴制度は、人間が人間であるために必要なものではないでしょうか。別の言い方をすれば、「ネコぱら」の世界観において、「人間」と「ネコ」を同等に扱うのは危険ではないでしょうか。

 

そもそも、人類史は差別の歴史です。民族、肌の色、出自、身分、財産、性別、性的指向などによる差別は、つい最近まで継続し、あるいは現在も残っているのです。たとえば、アメリカにおいて奴隷制が廃止されたのは1865年(合衆国憲法修正13条)、日本やフランスにおいて女性に参政権が認められたのは1945年です。日本では同性カップルの婚姻(あるいは類似の制度)は現在でも認められていません。

1789年にフランス人権宣言が「人は自由かつ権利において平等なものとして出生し、かつ生存する」と宣言してから約230年、1948年に世界人権宣言が「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利について平等である」と宣言してから約70年が経過しましたが、差別が是正されるまでの道のりはまだまだ長そうです。

 

とはいえ、差別是正の原点は、上記のフランス人権宣言や世界人権宣言の文言からも伺えるように、「人が人であること」にあります。このことから、「人が人である故に人は平等であって差別されない」と言われるのです。これを別の言い方にすれば、「生物学的な意味においてヒトとして生まれたからには、法的・政治的・社会的な意味において人間として平等であって差別されない」と言うことができます。

つまるところ、「人間として平等であって差別されない」ためには「生物学的な意味においてヒトであること」が肝要なのです。私たち人類は「生物学的な意味においてヒトであること」を差別是正のための唯一絶対のメルクマールとすることによって、差別是正を進めてきたのです。

 

 

3.「人間」概念の基準を変動させることの意味

 

ここで「ネコぱら」に話を戻します。

「ネコぱら」の世界観において、「人間」と「ネコ」とが同等の扱いを受けていないことや「ネコ」が人間社会に溶け込むよう強いられていることに違和感や憤りを抱くことは、感情的にはよく分かります。

しかし、私たち人類が「生物学的な意味においてヒトであること」を唯一絶対のメルクマールとして差別是正を進めてきたことを踏まえると、「ネコぱら」の世界観において「人間」と「ネコ」を同等に扱うのは危険なことです。というのも、思い返せば、私たちが「ネコぱら」の世界観において「人間」と「ネコ」とを同等に扱うべきだと感じるようになった理由の一つは、ここの「ネコ」たちが、耳と尻尾以外は人間と同じような容姿を持っているからです。

 

しかしながら、「人間と同じような容姿」と「生物学的な意味のヒト」の間には見逃せない違いがあります。なぜなら、「人間と同じような容姿を持つ存在に対して、法的・政治的・社会的な意味において人間として平等であって差別されないことを認める」ならば、「生物学的な意味においてヒトであること」という差別是正のための唯一絶対のメルクマールが崩れてしまうからです。

換言すれば、ここにおいては、法的・政治的・社会的な意味での「人間」概念の基準には、①「生物学的な意味においてヒトであること」だけでなく、②「人間と同じような容姿を持っていること」も加わっているのです(①または②のいずれかを満たせば「人間」であると認められることになります)。

この場合、①②の両方を満たす「人間」が優位に置かれ、①または②のいずれしか満たさない「人間」が劣位に置かれるのではないか、と考えるのは私の杞憂でしょうか。

つまり、②「人間と同じような容姿を持っていること」において私たちが念頭に置いてしまうのは、健常者のはずです。おそらく多くの人々が無意識のうちに、たとえば四肢の全部または一部が欠損しているような身体障害者や先天的に体毛が非常に多く皮膚がほとんど見えないようなヒトを②から外しているのではないでしょうか。法的・政治的・社会的な意味での「人間」概念の基準に、①「生物学的な意味においてヒトであること」だけでなく、②「人間と同じような容姿を持っていること」をも持ち込む場合、健常者が念頭に置かれた②を満たしていない①だけの存在を、「二等人間」と見なしてしまわないでしょうか

また、「ネコぱら」における「ネコ」は、人間の言語を使いこなすほどの知能があります。こういった存在も「人間」に含めるべきだ、と主張する場合、その裏には「言語を満足に使えない知的障害者認知症患者といった存在は『人間』ではない、あるいは『二等人間』に過ぎない」という思考が存在するのではないでしょうか。こういったある種の知能主義は、知的障害者認知症患者のような人々を差別する思考の延長にあるのではないでしょうか。

 

以上を踏まえると、「人間と同じような容姿や知能を持つ存在に対して、法的・政治的・社会的な意味において人間として平等であって差別されないことを認める」ことには非常に慎重にならざるを得ません。そこには、私たちがステレオタイプの人間として思い浮かべる健常者を「一等人間」として扱い、障害者のような人々を「二等人間」として扱う思考が隠れている可能性が大いにあるからです。

そうならないためには、やはり、「生物学的な意味においてヒトであること」を「人間」概念の唯一絶対のメルクマールとして固持すべきであるように思われるのです。「生物学的な意味においてヒトとして生まれたからには、法的・政治的・社会的な意味において人間として平等であって差別されない」というテーゼには、生物学的な意味のヒトであれば誰であれ切り捨てられたり軽んじられたりしてはならないという人類の覚悟が込められているのです。

したがって、「人間」社会における差別是正の覚悟を重く見るならば、「ネコ」を「人間」と同様に扱わないためにどこか差別的に見える「ネコぱら」の世界観も許容すべきように思われるのです。

 

 

4.補足――容姿の「好ましさ」について

 

ところで、大抵の人間は、現実世界におけるネコの容姿も、「ネコぱら」世界における「ネコ」の容姿を好ましく感じていると思われます。だからこそ、「『ネコ』にも『人間』と同等の権利保障を!」なんて思うのではないでしょうか。

しかし、人間と同等の知能を有する人外の存在が、多くの人間にとって不快な容姿をしていたとすれば、彼らのために権利保障の主張を行ってくれる人々は存在するのでしょうか。このような主張を行う人々が全く存在しないだろうとは思いませんが、「ネコ」に比べると格段にその人数が減ることは容易に想像できます。

こうしてみると、長らく愛玩動物として人間に飼われてきたネコの容姿の「好ましさ」の強さを感じずにはいられません。

なお、人間と同等の知能を有するが人間とは全く異なる容姿を持つ存在(「エビ」と蔑称されるエイリアン)に対する差別について扱った有名な作品として、映画「第9地区」(2009年公開)があります。

第9地区 (吹替版)

第9地区 (吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

また、人間に近い知能を持ちつつも「肌が緑色で、いつもよだれを垂らしているなど、現代人の美的感覚からすると相容れない(現実社会にそういう人間がいたらぎょっとする)」容姿を持つフィクション上の存在としては、ゴブリンがいます。これについては、別の方が書いた記事があります。

news.yahoo.co.jp

 

 

5.おわりに

 

最後に、下書きのまま放置される予定にあったこの記事を完成させようと思ったきっかけについて記しておこうと思います。

そのきっかけとは、ラブドールに関する以下のブログ記事を読んだことです。

note.com

詳しくはリンク先を読んで欲しいのですが、この記事は「人間」と「人形(ラブドール)」の異同に言及しています。つまり、私は、私の記事と同じく「人間と似たような容姿を持つ存在」をテーマとする上記のブログ記事に触発され、自分の記事を完成させる気になったのです。その意味で、上記のような記事に出会えたのは僥倖でした。

 

なお、「人間」と「人間と似たような容姿や知能を持つ存在」の異同は、伝統的にはSF作品においてロボットやAIやアンドロイドという形でテーマとされてきました。また、この問題は、最近では現実的な課題として学問の上でも検討されています。

たとえば、栗田昌裕「AIと人格」(所収:山本龍彦〔編〕『AIと憲法』(日本経済新聞出版社、2018年)201頁以下)や、大屋雄裕「ロボット・AIと自己決定する個人」(所収:弥生真生・宍戸常寿〔編〕『ロボット・AIと法』(有斐閣、2018年)59頁以下)といった文献を読んでみるのも良いかもしれませんね!

AIと憲法

AIと憲法

  • 発売日: 2018/08/25
  • メディア: 単行本
 
ロボット・AIと法

ロボット・AIと法

  • 発売日: 2019/10/25
  • メディア: Kindle
 

 

 

 

 

2020春アニメ前半の感想――16作品のひとことコメント

 

 

ゴールデンウイークが終わり、2020年の春アニメも折り返し地点となりました。ということで、視聴しているアニメ16作品の前半について、一言ずつ好き勝手に(感想未満の)コメントをしていきたいと思います(五十音順)。

※特に言及がない限り、筆者はすべて原作未読(未プレイ)です。

※視聴継続予定だったものの途中で放送が延期された作品は掲載していません。

 

 

アルテ

「女性が男性社会で立身出世するには男性以上の努力と成果が必要になる」ということがよく描かれています。この作品の舞台は16世紀初頭のフィレンツェですが、最近だと医学部入試女性差別問題があったように、この問題は現代でも根深く残っていますよね。そんな男性社会においてアルテの見せる強靭な精神力と努力には目を見張らなければなりません。

しかし、女性が男性社会に進出し始めたとき、特にそこで真摯に努力したいと考える女性ほど自身の女性性に悩むことになるのではないでしょうか。たとえば、第4話にてアルテは自身の恋愛感情を男性社会に持ち込むことを抑圧しました。おそらく男性社会において男性が自身の恋愛感情で悩むことはほとんどなく、むしろ痴情のもつれは排除すべき=女性は不要と考えられてきたきらいがあると思われます。男性であれば悩まなかったことを、女性だからこそ悩むことになるのですから、男性社会への女性進出の困難さが伺えます。

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レオと手が触れてしまい動揺するアルテ

 

 

イエスタデイをうたって

第5話には湊が、第6話には柚原が登場しましたが、それぞれ一話限りで退場していきましたね。あの3人は二進も三進もいっていないんだから、好きなら奪ってしまえと言いたくなるところですが、それぞれの葛藤をじっくりと見守るのがこの作品の醍醐味です。

それにしても、第1話から出ている木ノ下が箸にも棒にも掛からないのはちょっと可哀そうです。良い人なんですが……*1

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修羅場!

 

 

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

個人的な感覚では、私の贔屓しているこの作品が「かぐや様」「プリコネ」と並んで今期の一番人気のようで嬉しい限りです。この作品が好きすぎて各話4回くらい見ているのですが、ニコニコのコメントが面白いですね!

第5話・第6話は、原作ラノベやコミックスを補完・アレンジする形で良い具合にアニメオリジナルとなっていました*2。正直なところ、アニメ放送前のPV公開当時はマリアの声への違和感を拭えなかったのですが、第5話のアニメオリジナルで描かれた結構重めなマリアの過去を見ると、今ではただ可愛くて明るいだけではないマリアにはこの声(CV:早見沙織)がピッタリだと感じます。

そういえば、第5話のこのシーン(下記Twitterの動画)、女性陣みんなのガチ恋感が出ていて可愛かったですね!

OPの魅力についてはこの記事で語っています!

irohat.hatenablog.com

 

 

かくしごと

可久士の面倒臭さは理解できるとしても、十丸院のヤバさには引いてしまいます。次点でヤバいのは一子先生でしょうか。

現代パートはコメディ&ハートフルなタッチなのに対して、未来パートの不穏さには不安を感じられずにはいられません。原作コミックスは既刊11巻らしいのですが、アニメではどういう区切りになるのでしょうか。

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ゴトープロダクションの面々

 

 

かぐや様は告らせたい

2019年冬の1期放送終了後に原作コミックの続きを読んだのですが、いい感じに忘れているのでかなり楽しめています。

伊井野ミコみたいな生真面目だけど空回りしてしまうキャラには好感が持てます。報われてほしいですね。

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寝不足で完全にキマってしまった白銀会長

 

 

神之塔

話数が進んで登場人物のキャラもだんだん明らかになってきて皆好きになってきました。主人公周辺の事情はなんとなく分かり始めましたが、いまだに世界観が判然としません……。最終話までに明らかになるのでしょうか。

それにしても、「13月シリーズ」とか「黒の三月」とか「緑の四月」とか、厨二っぽくて格好いいですよね!

 

 

啄木鳥探偵處

啄木が金田一を風俗に誘ったりしていますが、それでもなお2人の間に隠し切れないBL感を覚えてしまうのは私だけでしょうか。啄木が金田一のヒモのように見えます

第4話「高塔奇譚」の原作短編小説は、第3回創元推理短編賞(現・ミステリーズ!新人賞)を受賞した逸品です。少々込み入っていた話だったので見直してみようと思います。

それとは対照的に、第2話~第3話では、あろうことか探偵役の啄木も助手役の金田一も2人ともが噓をついており、本格ミステリ的にはアンフェアではないでしょうか……

 

 

グレイプニル

男が変身した着ぐるみの中に女が入るというフェチ全開(全壊?)の作品です。

それどころか第6話で修一は他の女の子を中に入れてしまい、さらには映画泥棒君がそれをこっそり●RECして涙するという地獄絵図……

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こんな表情をされたら何のメタファーか明らかですよね……

 

 

社長、バトルの時間です!

世界観に織り交ぜられた会社ネタが、なんというかシュールです。

社長の過去も、ガイドさんの正体も、ヴァル美の訳知り顔も、気になりますよね!

 

 

つぐもも

第6話から神殺し編命名は適当)が始まったようで、これが第2期の縦軸のストーリーになるのでしょうか。期待が高まっています。

それにしても、第2話はヤバいですね! 娘の破瓜*3の具合を直に確かめる母親なんて嫌過ぎです。娘に千年殺しをする父親も最悪です笑

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母親が娘にしていい姿勢ではないでしょう!

 

 

波よ聞いてくれ

この作品の次話への引きの上手さはトップレベルではないでしょうか。

中原がマキエを家に誘ったのを目撃して混乱中のミナレに対して麻藤さんが「ミナレ、待たせたな」「番組名は、波よ聞いてくれ」と言って期待を高めたまま終幕した第4話、ミナレが中原に対して「私はカレーを捨て、ラジオ一本でいく」と宣言して不思議な終わり方をした第5話、沖さんの家にて怪奇現象(もとい猟奇事件の端緒)を目撃したミナレが突如回想風にモノローグを語って終幕した第6話は特に最高でした! とにかく、ジャンル分け不能の何でもありなこの作品がかなり気に入りました!!

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この構図は何かのパロネタですか?

 

 

八男って、それはないでしょう!

ところどころ原作が省略されている(つまり、説明不足な部分がある)ように見えますが、ストーリーとしては成立しているように見えます。

一応、俺TUEEEの系譜に位置付けられる作品ですが、この作品の主人公については好感が持てます。とはいえ、主人公だけでなく、友人たちも主人公の能力に対して卑屈すぎるのはどうかと思いますが。

 

 

BNA ビー・エヌ・エー

当初はサスペンス調に物語が進むと思いきや、わりと各話ごとにストーリーが独立していてコメディタッチに描かれていましたね。ミチルの獣人化の謎という縦軸のストーリーがこれからどう進むのか楽しみです。

 

 

プリンセスコネクト!Re:Dive

原作ゲーム組は新キャラが登場するたびに歓喜していますが、未プレイの私はやはりよく分からない部分があります。が、メイン4人を中心に進められるストーリーは十分に楽しめます。 

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第5話のこの場面で流れた「Lost Princess」オルゴール ver. のBGMに笑ってしまいました

 

フルーツバスケット 2nd season

まさか魚谷ありさ恋愛模様が見られるとは! 「こんなの……好きだって言ったようなものだよ……」は本当に同意します。紅野は罪作りな男です。今度は花島咲の恋愛模様が見たいですね!

そういえば、1期に比べると2期では透くんのデフォルメされた表情を頻繁に見るような気がします。それだけ草摩家に馴染んできたということでしょうか?

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夏休みの宿題に絶望する透くんの図

 

 

本好きの下剋上 第2部

やはり現代的な倫理観を持つ身としてはあの孤児院の惨状とシステムには堪えられません。しかし、異世界転生したとて、現代の価値観をもって活躍するには、その価値観に対する良き理解者と協力者が必要ですよね。

ベンノさんや神官長のような存在に出会えたという幸運がなければ、マインはああやって活躍できなかったはずです。というわけで、マインの幸運に感謝して、神に祈りを!

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「神に祈りを!」

 

 


以上、2020春アニメ前半の感想でした。全話終了後にもまた感想を書く予定です!

 

 

*1:ちなみに、ここでいう「良い人」には、しばしば女性がモテない男性に向かって言う「良い人そう」以上にポジティブな意味を込めています。

*2:ちなみに、第7話はほぼアニメオリジナルのストーリーになるみたいです。

*3:アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」でこの言葉を知りました。

ゴールデンウイーク中に見てほしい無料公開中のアニメおすすめ3選

 

 

ゴールデンウイークがスタートしましたが、外出自粛期間ということで、YouTube上に期間限定全話無料公開されているアニメがいくつかありますので、私のオススメ3作品を紹介します。普段アニメを見ない方もこの機会にいかがですか?

 

 

ぐらんぶる(5月6日まで無料公開)

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ぐらんぶる

北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹… 青春のキャンパスライフ!

そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!! 入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

 この「ダイビングアニメ」に登場する要素を登場頻度の多い順に並べるとすれば、「酒」≧「裸」>「ダイビング」でしょうか。つまりはコメディです。もちろん、きちんとダイビングしたりちょっぴりラブコメ要素があったりしますが、基本的には酒と裸にまみれたギャグのオンパレードです。女の子の水着を見たい!……という人にもオススメですが、それ以上に男の裸と股間の●を見ることになるのでご注意を!

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また、コロナ禍の影響で公開延期となってしまいましたが、実写映画も近日公開予定です。漫画・アニメでは●があったのに、実写ではこれがなくなってしまうという大惨事のようです。期待しています!

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五等分の花嫁(9月30日まで無料公開)

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五等分の花嫁

「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。林間学校での様々なイベントを通し、さらに信頼が深まった風太郎と五つ子たち。そして今度こそ、五つ子たちの赤点回避をすべく家庭教師業に邁進しようとした矢先にトラブルが続出。さらに風太郎の初恋の相手である“写真の子”が現れ・・・!? 風太郎と五つ子の新たな試験が幕を開ける──!!

ヒロインが五つ子という設定勝ちのラブコメ作品です。主人公を五つ子が取り合う――という訳ではなく、五つ子の主人公に対する距離感はそれぞれです。が、個性ある五つ子が主人公とそれぞれにラブコメしてゆく様は応援したくなるはず。主人公がストイックな勉強一筋の姿勢にも好感が持てます。

ちなみに、コロナ禍の影響が予断を許さない状況ですが、アニメ第2期は2020年10月放送開始の予定です。

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寄宿学校のジュリエット(5月6日まで無料公開)

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寄宿学校のジュリエット

この恋は、秘密―。寄宿学校、ダリア学園。孤島に佇むこの名門校には、敵対する2つの国の生徒が通い、日々、争いを繰り返していた……。そんな状況の中、東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアは、実は秘密の恋人同士! 犬塚の告白ではじまったこの恋は、学園中の誰にも!絶対!!何があっても!!!バレちゃダメ! 絶対内緒の学園ラブコメ、開幕!!!

ブコメといえば主人公とヒロインが告白して交際するまでに時間がかかりますが、この作品は第1話で主人公とヒロインが交際を始めます。そのため物語の主軸は、タイトルから想起される通り、許されない二人の交際の秘密をいかに守るかという点に置かれます。二人(特に露壬雄)の初心な心情には男女問わず心動かされます。そんな二人の危険で甘酸っぱい恋模様をご堪能あれ!

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以上が私のオススメ3作品です。

YouTube上ではこのほかにも期間限定で全話無料公開されている作品は多数あるようです(「ヱヴァンゲリオン新劇場版」「炎炎ノ消防隊」「生徒会役員共」「K」「アルスラーン戦記」「ふらいんぐうぃっち」「怪物王女」など)。

私もこの機会にいくつか見てみようと思います!