小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

小説・ラノベ・アニメ・漫画・ドラマ・映画などについて感想を語ったり、おすすめを紹介したり、その他いろいろ書き記すブログです。

女の子が主人公のアニメおすすめ10選!!(第二弾)

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荒ぶる季節の乙女どもよ

 

 

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以前、このブログで選りすぐりの女の子が主人公のテレビアニメを10作品紹介しましたが、この記事では第二弾としてさらに10作品紹介したいと思います!!(PV付き) 最近の作品多めギャグ・コメディ系多めファンタジー系多め、となっております!

 

 

あそびあそばせ(2018年)

この作品は、女子中学生による結構ハードなコメディです。OPの清楚な雰囲気はどこへやら、本編では奇声・変顔のオンパレードです(詐欺OPと呼ばれていました)。

また、注目すべきは声優の全力演技です。メインキャラクターを担当した3人の出世作でもあります。香純役の小原好美さんは、藤原書記(かぐや様は告らせたい)やシャミ子(まちカドまぞく)などでよく知られています。どこから声を出しているか分からない熱演を見せてくれた華子役の木野日菜さんは、その後にランカ(群れなせ!シートン学園)というハマリ役を引き当てていましたし、オリヴィア役の長江里加さんは、星野ひなた役(私に天使が舞い降りた!)としてピュアな小学生役を演じています。

TVアニメ「あそびあそばせ」公式サイト

原作:涼川りんヤングアニマルコミックス、2021年5月現在既刊11巻)

制作:Lerche

日本生まれ日本育ちでまったく英語ができない金髪の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語がまったくできないショートカットの眼鏡っ娘・香純、そして明るいけれど、リア充になれないおさげ髪の少女・華子、3人の女子中学生が作ったのは「遊び人研究会」!? 最高に可愛くて最高に楽しい抱腹絶倒のJCガールズコメディが今、幕を開ける!

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荒ぶる季節の乙女どもよ。(2019年)

原作・脚本を岡田麿里さんが担当した作品です。「“女子を主人公”にして“性”に焦点を当てる」という他の多くの作品とは一線を画すラブコメは、岡田麿里さんならではでしょう。

メインキャラクターの女子高生たちは、「恋愛が性に振り回される」という傍から見れば可笑しな状況に陥ってしまいます。しかし、彼女たちは至極真面目に自分自身の“性欲≒恋愛感情”、そして“性欲の対象≒恋愛対象”に向き合うのです。

第1話の掴みが最高のアニメなので、次話以降を早く見たくなるに違いありません。

TVアニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』公式サイト

原作:岡田麿里・原作/絵本奈央・漫画(講談社コミックスマガジン、全8巻)

制作:Lay-duce

高校の文芸部に所属する小野寺和紗たち女子5人。「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じたある一言……。その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

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第1話が無料公開されています↓(特別版なので第1話末尾の衝撃シーンはカットされていますが)

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ちなみに、この作品は実写ドラマも良い出来でしたので、是非ご覧になってください。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」-【MBS】毎日放送

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女子高校の無駄づかい(2019年)

女子校を舞台とするコメディ作品です。アニメ界隈ではすっかりお馴染みの「おもしれー女」を定着させた作品でもあります。

基本的にはコメディ路線でありながらも、決して「無駄づかい」ではない青春なシーンが各所に入り込むのがこの作品の魅力でもあります。シリアスに振り切ることなく、コメディと青春が良い塩梅に昇華されたアニメとなっています。

TVアニメ「女子高生の無駄づかい」公式サイト

原作:ビーノ(角川コミックス・エース、2021年5月現在既刊8巻)

制作:パッショーネ

ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

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ちなみに、この作品は実写ドラマもなかなかの出来でしたので是非ご覧になってください。

 

 

厨病激発ボーイ(2019年)

高校を舞台とする厨二病学園コメディ作品です。

今まで紹介してきた主要登場人物が女子ばかりの作品とは異なり、このアニメは、主人公は女子ですが、その脇を固めるメインキャラクターの5人は男子です。しかし、だからといって、少女漫画的な恋愛要素たっぷりの逆ハーレム作品ではありません。むしろこのアニメは、恋愛要素が(ほとんど)なく、厨二病コメディが織り込まれた泥臭くも爽やかな学園青春モノに仕上がっているのです。

TVアニメ「厨病激発ボーイ」公式サイト

原案:れるりり(Kitty creators)

原作:藤並みなと(角川ビーンズ文庫、全5巻、続編あり)

制作:スタジオディーン

わけあって中途半端な時期に皆神高校に転入した高校生、聖瑞姫。瑞姫がそこで運命的に出会ったのは、厨二病をこじらせまくった残念男子たち――「ヒーロー部」。

なぜかヒーロー部の活動に巻き込まれていく瑞姫は、彼らが繰り広げるノンストップな妄想と暴走に振り回されて、もはやツッコミが追いつかない! 疲れている暇もない! 「……おかしい。私が望んだのは平穏な高校生活だったはずなのに……!」 平穏な高校生活を望む瑞姫と、厨二病男子たちが織りなす、妄想炸裂なドタバタ厨二病学園コメディ、開幕☆

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本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(2019年・2020年)2期

この作品はおそらく、女性が主人公の異世界転生ファンタジー作品の中で一番人気でしょう。

バトル&ハーレムばかりの異世界転生ファンタジーがあふれる最近のトレンドにもかかわらず、この作品は、派手なアクションシーンこそありませんが、主人公の女の子の「本を読みたい」という一貫したテーマの下で丁寧に物語が紡がれてゆきます

ファンタジー作品なので、魔法も登場するには登場するのですが、むしろ主人公は魔法を自由自在に操るような存在として描かれてはいません。主人公は魔法も剣技も格闘も得意ではなく、持っているのは転生前からの知識だけですが、その特異な知識を持つ彼女をむしろ周辺の人々が囲い込み利用しようとするのです。

ストーリー展開や世界観設定のきめ細かさを楽しみたい方におすすめの作品です。なお、第一部~第二部がすでに放送され、第三部のアニメ化も決定しています。

TVアニメ「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」公式サイト

原作:香月美夜(TOブックス、本編全26巻ほか)

制作:亜細亜堂

活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。

気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。
ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。どうしても本が読みたいマインは決意する。「本がなければ作ればいい」

体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。果たして、マインは本を作ることができるのか!? マインの本を作る冒険が、いま始まる。

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Fairy gone(2019年・2020年)2クール

P. A. WORKSのオリジナルアニメですが、ここ数年流行している異世界転生ファンタジーとは異なる、本格派のファンタジー作品です。以下の二点においてオリジナルの強みが生かされています。

第一に、異世界に転生・転移するわけでもゲームにダイブするわけでもなく、またクエストや復讐の繰り返しがテンプレの異世界転生ファンタジーではないため、ストーリー展開が読みにくい=オリジナリティの高い作品です。

第二に、妖精・妖精原体・妖精成体・妖精兵・人工妖精・妖精武器といったファンタジー要素や、ドロテア・妖精省・五公・統一戦争といった政治制度・歴史など、独自の世界観が詳細に作り込まれています

最近の流行から離れて、オリジナリティの高いファンタジーアニメを見たい方におすすめの作品です。

TVアニメ「Fairy gone フェアリーゴーン」公式サイト

原作:オリジナル

制作:P. A. WORKS

この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す妖精が存在していた。妖精が憑依した動物の臓器を摘出し、人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。だが、長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を果たし、行き場を失ってしまう。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに、それぞれの生きる道を選択していった。

戦争から9年の歳月が経つ。未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、復讐のためテロを起こすようになっていた。主人公の少女マーリヤは、ある事件に関わった事から妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する違法妖精取締機関『ドロテア』に入隊することとなる。

これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う『妖精兵』たちの物語――。

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推しが武道館いってくれたら死ぬ(2020年)

ローカル地下アイドルとそれを応援するファンの物語です。

控えめなアイドル・舞菜と彼女を応援する熱狂的オタク・えりぴよは、交わす言葉が少なく、互いが互いを大切に想っていることが伝わらないもどかしさがあります。アイドルとファンの双方の想いが描写され、「アイドルとオタクの理想的な関係」が詰まった作品となっています。また、良作アニメでは(概して太り気味の)おじさんが活躍すると言いますが、このアニメも例外ではありません。クマサさんは最高のオタクです。

アイドルも、彼女たちを応援するファンも、応援したくなる作品です。

TVアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」

原作:平尾アウリリュウコミックス、2021年5月現在既刊7巻)

制作:エイトビット

岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら……死んでもいい!』 そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く……!

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(2020年)

最近流行の「悪役令嬢/乙女ゲーム転生」作品の先駆けにして一番人気の作品です。

女性向けレーベルのラノベを原作とするアニメにもかかわらず、男女双方から愛されている作品です。乙女ゲームの世界を舞台としているので恋愛要素は当然なのですが、全体的にコメディ調で見ていて非常に楽しい仕上がりになっています。悪役令嬢に転生した主人公・カタリナは、人たらしな性格によって男女問わず登場人物たちを篭絡していくのですが、破滅エンドの回避に必死な(そして鈍感な)彼女は周りからのアプローチに気付かないのです。カタリナも彼女にアプローチする周りの登場人物も、誰もが素敵なキャラをしているので、どの登場人物も好きになってしまうでしょう。

2021年7月から第2期が放送予定です。

TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト

原作:山口悟(一迅社文庫アイリス、2021年5月現在既刊10巻)

制作:SILVER LINK.

公爵令嬢、カタリナ・クラエスは、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。ここが前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であることを! ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドで国外追放……バッドエンドで殺されてしまう……そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!! 勘違い?人たらしラブコメディの幕が上がる。

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魔女の旅々(2020年)

アニメ界隈で「そう、私です」を流行らせたファンタジー作品です。

魔女の少女イレイナが各地を旅しながら紡ぐ物語ですが、一話完結型のストーリーなので見やすいのではないでしょうか。各話、コメディな結末もあればビターな結末もあり、それらを通じて成長してゆくイレイナを見ることができます。また、前のエピソードに出てきたキャラクターが再登場するという嬉しい展開も用意されています。

美人の自覚があるというイレイナの珍しいキャラ設定、露骨な百合描写、美麗な背景も見どころとなっています。

TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト

原作:白石定規(GAノベル、2021年5月現在既刊16巻)

制作:C2C

あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。 幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、流されるように気ままな長い旅を続けています。 この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、誰かの美しい日常に触れながら、 彼女は旅人として、これといった目的もなく、色々な国や人との出逢いを繰り返します。そして同じ数だけの——。「構わないでください。私、旅人なものですから。先を急がなければならないのです」 そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語……。

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(2020年)

ラブライブ!」シリーズに位置づけられる作品ですが、µ’s(無印)やAqours(サンシャイン)の登場する過去シリーズを見ていなくても楽しむことができます。

本作品の見どころは、毎話スクールアイドルの彼女たちがそれぞれ歌って踊るのですが、それがミュージックビデオ風に演出されるところでしょう。ミュージックビデオのように背景や衣装が次々と切り替わってゆき、一度で何度も楽しめる演出となっています。

キャラクターを演じる声優が実際にライブ出演も行うなど、2次元だけでなく3次元でも楽しめるコンテンツとなっています。また、2022年には第2期が、2021年7月には新シリーズ「ラブライブ! スーパースター!!」も放送される予定です。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

原作:オリジナル(メディアミックス)

制作:サンライズ

東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。時にライバルとして、時に仲間として、それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」 9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語」。届け!ときめき――。いままた夢を、追いかけていこう!

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第一弾はこちら!

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カップルの別れ話における構造的不均衡について――いかにしてフラれた側は傷つけられる状況に置かれるのか?

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「光雄、お前は地の果てまで追い詰めて○す!」(アニメ「波よ聞いてくれ」第1話より)

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「これも自業自得だよね……みっちゃん」(アニメ「波よ聞いてくれ」第5話より)

 

 

この記事では*1「交際関係にあるカップルの別れ話に際して、交際終了を言い出した側よりも、交際終了を言われた側の方が不利で傷つきやすい構造に置かれる傾向がある」という問題について検討してみたいと思います*2

ここで問題の対象としているのは、別れ話において交際終了を言い出した側が話す内容それ自体ではありません。むしろ問題の対象は、その別れ話が行われる構造なのです。以下に目次を掲げるので、それを見た方が分かりやすいかもしれません。

 

 

なお、パッと見て分かりにくいので、以下では、「交際終了を言い出した側」「A」と呼び、「交際終了を言い出された側」「B」と呼びます。

ちなみに、ここでは次のような前提条件を念頭に置いています。

  • カップルは、法律婚をしておらず、同棲状態にもない。
  • 別れ話は、(電話や文章ではなく)対面によって行われる。
  • 別れ話は、交際終了を目的とするものであって、恋愛的な駆け引きや関係改善を目的とするものではない。Aは本当に交際終了したい。
  • Bとしては、にわかには交際終了を承諾できない。可能であれば、Aを説得して交際を継続したい。
  • 別れ話にカップル以外の第三者は立ち会わない。

いろいろと前提条件を並べましたが、ある程度の一般性は維持されているのではないかと思います。

 

 

第一の構造的不均衡:別れ話のための心の準備の相違

 

概して、別れ話は、Bにとって突然の出来事です。

「別れ話をしたいから会いたい」なんて予告をするAは少数派なはずです。多くの場合、別の口実を使ったり、特に目的を言わなかったりして、AはBと会います。

あるいは、「重要な話があるから会いたい」くらいは事前に告知されるケースもあるかもしれません。しかし、この場合でも、Bは別れ話がちらりと脳裏に浮かんだとしても、ありうる可能性の一つとして想定するに過ぎない(つまり、別れ話に違ないという確信はない)はずです。

そうすると、たいていの場合において、BはAからの別れ話を、なんの心の準備もできないまま迎えることになります。

 

それに対して、Aは、事柄の性質上、自分が望むだけの時間をかけて別れ話の準備をすることができます

どれだけの程度において別れ話の準備に悩むのかは人それぞれですが、一般的には、Aは別れ話の準備として、①交際終了の理由と、②本当に交際を終了すべきかどうかの確信の程度に悩むことになると思います。

①については、一般的に、交際関係にあるカップルにとって、交際の維持こそが原則的な姿勢であって、交際の終了は例外的な出来事です。そのため、別れ話に際しては当然、Aの側が交際を終了したい理由を述べる必要があります*3

②については、①と同様に、あるいは①以上に、Aは思い悩むことになると思います。たとえ結果的に交際を継続するとしても、一度でも別れ話をすればその事実を消し去ることはできません。別れ話をした過去は、将来にわたってその二人の間に通奏低音のように残り続けることになります。時間が経てばその過去の記憶は薄れてゆくかもしれませんが、(表面的でないにせよ)ほぼ間違いなく二人の間には気まずさが存在します。よって、Aとしては、もし結果的に交際を継続するならば、最初から別れ話をしなければよかったと後悔することになります*4

したがって、Aは、自身が望むだけ時間をかけて、①Bを納得させられるだけの交際終了の理由を考えて、②本当に交際を終了すべであるとの十分な確信を持って、別れ話に臨むことになります

 

以上から、別れ話に際しては概して、Aには十分な心の準備があり、Bには準備がない、という構造的不均衡が存在することが分かります。

このような心の準備の差によって、不意打ちを食らったBだけが一方的に動揺し冷静さを失うことになります。このような状態のBはAが述べる交際終了の理由に対して理路整然とした反論ができず、そのためにAの言い分が正しいという外観が出来上がってしまい、結果としてBは交際終了を受け入れてしまうことになるのではないでしょうか。

逆に、Aの側に立てば、別れ話をする場合には、不意打ちの方が成功率は高そうです*5

 

 

第二の構造的不均衡:交際終了に反論するための十分な時間がない

 

第二の構造的不均衡は、第一の構造的不均衡と密接な関係にあります。

前述のように、別れ話に際して、Aは十分な心の準備ができ、Bはそれができないという構造的不均衡は、Aが主張する交際終了すべき理由に対する反論を考える十分な時間がBにはないという構造的不均衡を生み出します。

Bが何事にも動揺しない性分で、何があっても素早く理路整然とした論理を組み立てることができる人物なら、この構造的不均衡は問題になりませんが、そういう人物はなかなか存在しないため、たいていの別れ話の際には問題になるかと思います。

 

ところで、別れ話には、(理念的には)大きく分けて2つの方式が想定できます。1つ目は、両者の合意によって交際終了する方式(合意方式)、2つ目は、A側の一方的・最後通牒的な交際終了の宣言によって交際終了する方式(一方的宣言方式)があります。

合意方式は、一般的に交際が両者の合意によって開始することと対応しています。婚姻関係(法律婚)も、両者の合意が記された婚姻届の提出・受理によって開始し(結婚)、両者の合意が記された離婚届の提出・受理によって終了します(離婚)。

婚姻関係との類比で、交際関係の終了についても、合意方式が採用される場合もあり得ます。しかしながら、夫妻という法的な身分関係を形成する婚姻関係と、(婚約などしない限り)何らかの法的な身分関係を形成するものではない交際関係を、同列に語るのは適当ではないかもしれません。

そこで、交際関係においては、一方的宣言方式が採用される場合があります。この方式は、個々人が自身の身分について他人の意思とは関係なく自分自身で決定することができるという現代の個人主義的・自由主義的な潮流と合致します*6

世のカップルにおいて、実際にどちらの方式が多く採用されているのか、あるいはどちらが社会一般の常識なのか私は知りません。とはいえ、いずれにせよ、戦略的には、交際終了したいA側にとっては一方的宣言方式が望ましく、交際終了したくないB側にとっては合意方式が望ましいことになります。

ここで留意しなければならないのは、基本的に、どちらの方式を採用するかについての主導権はAにあることです。別れ話をどちらの方式にするかについて事前に合意をしていたり、(たとえば、暴力や経済的依存など)AB間にB側に有利な権力関係があったりするなど、特別な事情がない限りは、Aは一方的宣言方式を採用する方が合理的な判断だからです。さらに言えば、Aとしては、別れ話を言い出したその際に、Bから交際終了の同意を得るか、一方的に交際終了を宣言しておいた方が合理的です。後日、Bから交際終了に対する諾否の回答を得るようでは、Bに十分な時間と準備を与えてしまい理路整然とした反論を受ける可能性があるからです。

実際も(上記の戦略について意識的にせよ無意識的にせよ)、一方的宣言方式や、一方的宣言方式に近い合意方式(事前の十分な時間と準備があれば同意しなかったかもしれないBが、Aから不意打ち的に交際終了を言い出され、それに動揺し押し切られて渋々同意する方式)が多いのではないでしょうか?

 

ここで話を戻すと、一方的宣言方式において行われることが多い別れ話においては、Aが主張する交際終了すべき理由に対する反論を考える十分な時間がBにはなく、その結果、交際終了に押し切られる、と推論できます。たいてい、Bは、十分な時間がなければ、十分な反論を考えることもできません。そのため、Aが事前に十分な時間をかけて固めた交際終了すべき理由と、その場で咄嗟に考えざるを得ないBの反論は、その構造からして、Aの側に有利なのです

 

 

第三の構造的不均衡:一方的・片面的な攻撃防御構造

 

第三の構造的不均衡は、攻撃防御構造に関する不均衡です。

 

第一・第二の構造的不均衡のところでみたように、Aは、十分な準備と時間をかけ、交際終了すべきであるという意思を固めて別れ話に臨みます。

そのため、Aは、交際終了という目的を果たすため、Bに嫌われる覚悟でBを突きなすような交際終了の理由を語ることになります。具体的には――Aのいう交際終了の理由が「気持ちが冷めた」「他に好きな人ができた」のようなA側の一方的な事情(言い換えれば、Bに帰責・起因しない事情)であっても――別れ話が長引き拡散すれば*7「Bには○○に気付いてほしかった」「Bの○○なところが嫌だった」「本当はあのとき○○してほしくなかった」「Bの○○は気持ち悪いと思っていた」などのBに対する不平不満をAは少なからず語ることになるのです*8

その一方で、交際を継続したいBは、Aと同様に、Aに対する不平不満を言うことはできません。BがAに対する不平不満を言っては、「じゃあなおさら別れるべきだ」と交際終了の更なる口実をAに与えることになってしまうからです。さらに言えば、Bは、いわば惚れた弱みとして、Aに不平不満など言えないかもしれません。

 

このように、別れ話において、AにはBに対する不平不満を述べるという攻撃手段がある一方で、Bはそのような攻撃手段を採用できません。そのため、BはAの攻撃に対して防戦一方で、それとは対照的にBはAが攻撃してこないので防御をする必要はありません

ここに、一方的・片面的な攻撃防御構造という第三の構造的不均衡が存在すのです。

 

 

第四の構造的不均衡:一方的・片面的な精神的ダメージ

 

第四の構造的不均衡は、第三の構造的不均衡と密接な関係にあります。

上記で見たように、BはAからの不平不満を一方的・片面的に甘受しなければならないのですが、これは、Bの側だけが、不平不満による一方的・片面的な精神的ダメージを受けることを意味します。

 

また、別の形での精神的ダメージもあります。Aが十分な時間をかけて別れ話の準備をしていたことは、一般的に少なくとも別れ話の数週間前からは、Aの気持ちはBから離れつつあったことを意味します。

つまり、別れ話の前のしばらくの間、Bの言動はAに内心冷めた気持ちで見られていた可能性があるのです。さらに言えば、以前は情熱的であるとして好意的に受け入れられていたBの言動も、その間は、Aに気持ち悪いと思われている可能性が十分にあるのです。

これでは、Bはまさにピエロです。別れ話のときに突然、自分の間抜けさを悟らされるのですから。

 

以上のように、別れ話に際して、Bは一方的・片面的な精神的ダメージを被るのです。

 

 

おわりに:構造的不均衡をどうすべきか?

 

以上をまとめると、カップルの別れ話に際しては、

  1. 別れ話のための心の準備の相違。
  2. 交際終了に反論するための十分な時間がない。
  3. 一方的・片面的な攻撃防御構造。
  4. 一方的・片面的な精神的ダメージ。

という構造的不均衡が存在する傾向があることが分かります。このような構造的不均衡の下では、Aの交際終了の意思は貫徹されやすい一方で、Bの交際継続を希望する意思は困難な状況にあると言わざるを得ず、さらに、Bの側は傷つきやすい構造に置かれがちです

 

世のカップルは、このような構造があることを前提に別れ話に臨むのが良いのかもしれません。具体的には、Aの側は、十分な時間をかけて別れ話の理由と意思を固めて、事前予告なしに別れ話を切り出し、一方的宣言(もしくはそれに近い同意獲得)によって交際を終了する形が戦略的でしょう*9

その一方で、Bの側は難しい状況に置かれます。Aが別れ話を切り出す気配を事前に察知し、交際終了の理由を具体的に推察できれば、構造的不均衡は相当程度解消しますが、これは概して無理な相談でしょう。Bは、Aに別れ話を切り出されたら、まずは合意方式に持ち込んで構造的不均衡の解消を試み、冷静に反論を考える時間を確保するのが最優先です*10。そして、Aの交際終了の意思の強固さを認めた場合、Bは、いたずらに反論してAの述べる交際終了の理由(つまるところBに対する不平不満)を深く聞き出すことをせず、交際終了を受け入れた方が精神的ダメージは浅くて済みます*11

 

それでは、(渋々ながらも)交際終了を受け入れたBは、Aへの気持ちの整理がついた後に、別れ話の際の構造的不均衡への意趣返しとばかりに、Aに対する不平不満を伝えるべきなのでしょうか?

結論から言えば、伝えるべきではないでしょう。事後的にAに不平不満を伝えたところで、気持ち悪いと一蹴されたり、それをAが友人知人に広めたりするのがオチでしょう。これでは、かえってAの側がさらなる精神的ダメージを受けてしまいます。

Aに対する不平不満は、抱いたとしても、B自身の内に留めておくか、せいぜい(Aに伝わらない範囲で)友人知人に愚痴る程度に収めておくのが穏当でしょう。

 

そもそも、以上述べてきた構造的不均衡は、あくまで事実分析に関する「不均衡(unbalance)」であって、「正義(justice)に反する」という価値的意味での「不公平・不公正(unfair, injustice)」ではありません

現在、私たちが生きる社会は、自由に人間関係を形成する権利――ここでは特に恋愛の自由――を承認しており、交際関係にあるカップルの誰しもが交際を終了する権利を有しています。この権利を単に戦略的に行使しただけでは不公平・不公正と評価することはできません。ただ、事実レベルの分析・評価として、別れ話の構造に不均衡が存在するだけなのです*12

したがって、上述の構造的不均衡論に基づいてBがAを論難するのは筋違いでしょう。構造的不均衡論は、Bの側にとって、実践的効用はほとんどなく、せいぜい自身がそもそも不利な構造に置かれていたことの認識に役立つ効用くらいしかないのです。とはいえ、構造的不均衡の存在を知ることは、もしかしたらBにとって一定の慰めにはなるかもしれませんね。

 

 

参考記事

 

最後に、最近読んで印象深かった恋愛に関するブログ記事をいくつか紹介したいと思います。

 

davitrice.hatenadiary.jp

1つ目は、「道徳と恋愛は相性が悪い」と題する記事ですが、ここでは、道徳的(フェミニズム的)に行動する男性は女性との恋愛の上で不利に置かれる旨が論じられています。上記記事とは異なり、私のこの記事は性別互換的な議論を行ったつもりですが、基本的には両記事が基づく価値観は通底していると思われます。私の記事の一方的宣言方式云々に共感した方は、上記記事も読んでみると良いかもしれません。

 

davitrice.hatenadiary.jp

2つ目は、1つ目の記事の続編に位置づけられる記事です。すべて興味深い内容ですが、異性のパートナー関係と同性の友人関係との違いについて論じられた部分が、私の記事と少なからず関係します。その部分では、私の記事の主題である別れ話の前段階にある、パートナー関係の構造――ひいては交際終了の構造的遠因――について論じられています

私の記事は、交際中の(将来的な)B側にとって実践的効用がほとんどないと予想されるのに対して、上記記事は、現に交際関係にある人々に対して自身の現状を分析し改善する視角を提供してくれるものになると思います。

 

honeshabri.hatenablog.com

3つ目の記事は、私のこの記事とはほとんど関係ありませんが、過去に書いた記事(光源氏計画エンディングの倫理的許容性を考える――「養父と養娘の結婚」問題 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ)と内容的に関連するので紹介しておきます。

上記の「幼なじみが絶対に勝てる気がしない進化心理学は、進化心理学の観点から幼馴染との恋愛は成就しない(他のライバルに勝てない)旨が論じられています。その議論に際しては、広く近親婚・近親相姦についても扱われていますが、そこではそのタブーの実質的理由(生物学的理由)がテーマとなっています。これは、私の過去記事が形式的理由(法制度的理由)をテーマとしたのとは対照的です。

また、関連して、漫画「僕たちは繁殖をやめた」もここで紹介しておきます(第1話試し読み)。この漫画は、生き別れの兄と妹の近親相姦がテーマとなっています*13第17話ではタイトルが回収されるのですが、そこでは、「私ね……人って繁殖をやめたと思うんです。今って自由恋愛の時代で、どんな人と恋愛しようが基本的には自由で、結婚も出産も義務じゃないですよね。つまり人は繁殖より愛を選んだと思うんです。人は愛しているから一緒にいる。それ以上でもそれ以下でもないんです」。「もし“繁殖”しなかったら、僕らは同性のカップルや子供を産まない選択をしたカップルと同じように、恋愛関係でいて許されるのか?」と問題提起されています。

この問題提起は、近親相姦のタブー性を、性行為それ自体のタブー性と繁殖(妊娠・出産)のタブー性に区別する(そして近親間の性行為をタブー視しない)可能性を提示しています。実際には(避妊措置をしていたとしても)多くの場合の性行為に不可避的に伴う妊娠リスクがあるため、これ現実的な議論ではないかもしれません。しかし、純理論的には、このような区別可能性は十分検討に値する問題だと思われます(というより、誰かが既に検討していると思いますが)。

 

 

*1:冒頭の画像は記事本文とあまり関係ありません。関連させると混乱する可能性があります。ちなみに、『波よ聞いてくれ』(2021年5月現在既刊8巻)は非常に面白い漫画/アニメなので是非!

*2:もちろん、この問題については既に幾度となく誰かが検討しているのではないかと思います。また、この記事では筆者の個人的な感覚・主観が反映されていると思うので悪しからず。

*3:なお、ここでは、その理由の客観的な妥当性・正当性の有無はそれほど問題になりません。(概して冷静さを失った)Bさえ納得させれば良いのですから。

*4:もちろん、結果として別れ話が二人のより良い関係へと繋がる可能性もありますが。

*5:ただし、冷静さを失ったBが激昂して何らかの実力行使に出るような事態は避けなければなりませんが。

*6:他方で、婚姻関係については、法的な身分関係であることから、その開始・終了には慎重さが必要となるため、自由主義個人主義が一定程度譲歩すると説明できます。最終的には、離婚裁判という手段も残されています。

*7:別れ話においては、交際終了したくないBは、Aが交際終了すべきという結論に至った原因を解消するための方策を提示すべく、Aの主張する交際終了の理由を深掘りするのが一般的かと思います。

*8:もしかしたら、この不平不満は、交際終了のために大袈裟に言っているだけで、本心ではない可能性もありますが。

*9:ただし、Aが交際終了後にBとの良好な関係を望むのなら、これが最善の形とは言えないでしょう。

*10:そのほか、可能であれば、やり取りのタイムラグが可能な文章(SNS等)による別れ話に移行する方法も検討しても良いかもしれません。もっとも、実際は困難だと思いますが。

*11:もっとも、これも実際には不可能かもしれません。実際は、交際終了の理由を深掘りして精神的ダメージを受けたにもかかわらず、結局は交際終了に至ったケースが多いのではないでしょうか。もしBがあっさりと交際終了を受け入れられるくらいなら、交際継続に対するBの気持ちも低下しているため、Bの側もAに対する不平不満を言い出せる可能性があります。この場合、構造的不均衡は相当程度解消され得ます。

*12:「不均衡」よりも「非対称」の方が分かりやすい言葉だったかもしれませんね。

*13:個人的には、映画サークルメンバーの守銭奴の女子学生・銭丸がサークル代表の男子学生(通称・巨匠)の才能に金銭を惜しまず投資するという特殊な恋愛模様も楽しんで読んでいます笑

ギャグ漫画『まったく最近の探偵ときたら』が諏訪部順一&花澤香菜でボイスコミックに!

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まったく最近の探偵ときたら』第1巻

 

なんと、私のお気に入りのギャグ漫画『まったく最近の探偵ときたら(2021年5月現在既刊9巻)が、ボイスコミック化されていますので、未読の皆さんもぜひ試聴してみてください!!

 

この漫画は、アニメ化もされた川柳少女』と同じ作者で、チラホラと川柳少女ネタが登場します! 『川柳少女』からは考えられないほど、ブッ飛んだギャグのオンパレード終始笑いっぱなしの漫画です!!

世間を騒がす難事件を即解決! 言わずと知れた名探偵! ……だったのは10年以上も昔の話……。 いまや、ただの渋いおっさんになってしまった元・名探偵 名雲桂一郎。 慧眼は鳴りを潜め老眼に。時代に取り残され、スマホすら扱えない彼のもとに、 ある日人間離れした運動神経を持つ女子高生・真白が助手希望で押しかけてきた! ノリと勢いで事件を解決!? ”死なない探偵もの”で名を馳せる、 おっさんとJKが織りなすディテクティブギャグ!

 

ボイスコミックは、探偵・名雲役に諏訪部順一さん、助手・真白役に花澤香菜さんという豪華なキャスティングとなっています!

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原作1巻の1話と3話がボイスコミック化されているのですが、下記サイトからは1話~4話を試し読みできます。

maoh.dengeki.com

下記サイトからは1話~3話と何話か(更新あり)が読めます!

comic-walker.com

 

気に入った方はぜひ購入を!  アニメ化されてほしいです!!

 

 

2021冬アニメの感想――16作品ひとことコメント

 

4月になって半月もたってしまいましたが、この記事では、私の視聴した2021冬アニメ16作品について一言ずつ適当な感想コメントを書きたいと思います!(五十音順)

なお、購入したOP曲・ED曲についてはYouTubeのリンクを付しておきます!

 

 

俺だけ入れる隠しダンジョン

①ニコニコでヒロインズがモバイルバッテリーと呼ばれていましたね笑

②ノルの父親が無能&クズで笑ってしまいました笑

「俺だけ入れる製作委員会」が秀逸でした笑

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回復術士のやり直し

これを言ったらしょうがないのですが、「ヒール」が何でもありですね笑

AT-X版は完全回復ver.ということでしっかりと描写されていたのですが、地上波や配信は毎話のように意味の分からない冗長な(だけどBGMだけは壮大な)シーンが続いていましたね笑 第11話の「食欲と性欲の狭間」は趣味が悪いし、第12話の丼はゲス過ぎでした!

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五等分の花嫁∬

2年前の第1期放送終了後に、原作コミックの続きを読んだのですが、アニメでは結構エピソードが省略されていますよね?

原作は最後まで読んでいないのですが、ネット上でネタバレを食らってちょっと落ち込んでいます。お気に入りのあのキャラが風太郎とくっつかないなんて……泣

続編の製作が決定したようで、楽しみにしています!!

 

 

弱キャラ友崎くん

人生をゲームに例えるのはあまり賛成できませんが(というか、私自身がアタファミのような格ゲーをしたことがないのでピンと来てないのですが)、日南葵のいう人生攻略方法は頷けるところが多々ありました。このアニメを高校時代に見ていたら実践していたかもしれませんね笑

でも、「学園のパーフェクトヒロイン」の日南葵きちんと渡り合える友崎文也が「ぼっちの弱キャラ」というのは承服できかねます。実際の経験上(自身でも周辺の人でも)、あのように対等に渡り合える人を弱キャラと呼ぶのはどうかと思いますし、ヒロインがそういう人を気にかける時点でもう弱キャラではないですよね。まあフィクションにノンフィクション性を求めても仕方がないですが笑

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呪術廻戦(2クール目)

初登場時の印象はあまり良くありませんでしたが、東堂葵の好感度がどんどん上がってきました!

個人的ベストエピソードは、第17話「京都姉妹校交流会―団体戦③―」です。女性同士の戦いが熱かったですね! 釘崎野薔薇の「私は綺麗にオシャレしてる私が大好きだ!! 強くあろうとする私が大好きだ!! 私は『釘崎野薔薇』なんだよ!!」という自己肯定感MAXのセリフや、真希さんの言葉・戦い方・生き方がカッコよかったですよね!!

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第24話の釘崎野薔薇も艶やかでした!

 

 

SHOW BY ROCK!! STARS!!

「かわいいの暴力」と言われる理由が分かります。が、良曲も多いんですよね。今期は以下の4曲を購入しました!

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進撃の巨人 The Final Season Part 1

原作コミックを追いかけているので、その後に見るアニメはやはり新鮮味や驚きには欠けるのは残念ですが、それでもなお漫画史・アニメ史に残る名作であることには変わりません。でも、一回記憶を失くして、リベリオ襲撃前のライナーとエレンの緊張感のあるやり取りを初見で味わいたいですね!

 

 

たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語

ロイドの鈍感っぷりをツッコむのはもはや無粋でしょう。注目すべきはセレン嬢です。彼女のような全力&ギャグ路線のヒロインは今どき珍しいですね!

全体的にコメディ路線なので、時々入るシリアスシーンが浮き出ていましたね。

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いまどき目にハートマークのセレン嬢

 

 

天空侵犯

①絵柄が10年前のようではありませんでしたか?

②数年前に原作コミックスを読んだ記憶はほとんど残ってないのですが、こんなにギャグテイストが織り込まれていましたっけ?

太もも

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Dr. STONE(第2期)

ご都合主義的な箇所があるのは否めませんが、千空の「あくまでも科学」という姿勢は非常に好感が持てます。ダイナマイトの発明者ノーベルを引用した第9話は好きでした!

小中学生のころにこの作品を見ていたら、夏休みの自由研究のテーマに困ることはなかったですよね!

続編の製作が決まったようで楽しみです!!

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「ノーベルがダイナマイトを発明したのは戦争用途だったのか、土木作業向けだったのか」「知ったこっちゃねえ。おっさんの気持ちなんざどうでもいいわ気持ち悪い」「ただ1つだけ言えんのは、破壊神ダイナマイトの稼ぎで作ったノーベル賞が、科学をどんだけ盛り上げまくったか。そして俺らも、そのダイナマイトの科学の力で…掘って掘って掘りまくって、救いまくる。世界人類、全員をだ」

 

 

はたらく細胞!!

第8話が最終話っぽい終わり方だなあと見ていたら、本当に最終話でした。原作ストックがなくなったらしいですね。

時勢的には、新型コロナウイルスをテーマとしたエピソードも見てみたかったですね!

 

 

はたらく細胞BLACK

無印シリーズよりも、非常に身近で啓蒙的な内容でした。自分の身を大事にしようと思わされました。

最終話の大オチ「僕らのブラックな労働は終わらない!」は良い終わり方でしたね!

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思い出の写真……

 

 

ヒーリングっど♡プリキュア

深夜アニメではないのですが、(コロナ禍の影響による放送中断を挟みつつも)1年間の放送が終わったので、ここでコメントを書きます。

最終話近くのエピソードで、プリキュアが自己犠牲を拒む描写がありましたが、これがネット上で論争を巻き起こしていましたね。深夜アニメなら大人向けの(しかも、ありふれた)内容としてスルーされる描写ですが、教育的な要素を多分に含む未就学児や児童向けアニメだったので論争が起こったのでしょう。低年齢向けのヒーローアニメは、伝統的にはアンパンマンに代表されるように、自己犠牲を道徳的なものとして描きがちですが、今の時代にそれを予定調和として描くことはそぐわないような気がします。少なくとも、プリキュアが別の方向性を打ち出したのは歓迎すべきことかと思います。「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」や特撮など、他の日朝枠も、近年は問題提起的ですよね。

 

 

ひぐらしのなく頃に業(2クール目)

ひぐらしシリーズをずっと見続けていると、逆に誰かが死なないと不安になるというか、誰かの死を待ってしまうというか、そういう奇妙な期待感で毎話の放送を見ていました。猫騙し編の梨花の怒涛の連続死で私の頭はおかしくなってしまったようです……

第23話放送時にSSR鉄平Twitterトレンド入りしたのは笑ってしまいましたね笑

7月から始まる「ひぐらしのなく頃に卒」が待ちきれません!

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成長した部活メンバーもいいですね!

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「シャンデリア百合心中」なる言葉を生み出したシーン

 

 

無職転生異世界行ったら本気だす~(1クール目)

いずれのキャラクターも魅力的でした。主人公ルーデウスは、才能こそありますが、実際には大事な場面で意外と活躍できていなかったりポカをやらかしたりしています。単純な俺tueeeみたいなキャラ造形じゃないのが良いですよね。

7月から始まる2クール目が楽しみです!

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ワンダーエッグ・プライオリティ

ドラマ「高校教師」「薔薇のない花屋」などで有名な野島伸司氏が脚本を務め、それを若林信氏が圧倒的な美麗さで映像化していました。今期一番の圧倒的なアニメーションでした!

自殺をテーマにしたオリジナル作品で、作品の終わりがどこに向かってゆくのか分からないハラハラ感が毎話ありました。今期で完結しなかったのは残念ですが、6月の特別編が楽しみですね!

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聞くたびに恐怖を増すリップ音

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春アニメも楽しみです!

 

 

ドキュメンタリー映画「14歳の栞」の感想――鮮烈な思春期の表層と内面

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14歳の栞

 

パンサーの向井さんがラジオで話しているのを聴いて興味を持ち、「14歳の栞」という映画を観てきました。とある中学校の3学期に、2年6組35人全員に密着したドキュメンタリー映画です(公式HP:14歳の栞)。

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以下、箇条的に感想を書き連ねますが、これを読んでから映画を観ても十分に楽しめるのではないかと思います。

 

 

1)みんな肌が若い!

まず、私の身近には中学生がいないので、ノーメイクで画面いっぱいに映し出されてもプリップリで綺麗な肌には驚いてしまいました! これが若さというものか……

 

2)声がまだまだ幼い!

一部の男子は既に声変わりしていましたが、多くの生徒はまだまだ子供の声をしていました。男性にせよ女性にせよ、歳を重ねるごとに声が低くなってゆきますが、中学生は概してまだ幼い範疇にありますね。それと、リアル中学生(の特に女子)の声は、アニメ声に近いものがありますね!

 

3)公立中学校の雰囲気が懐かしい!

舞台となった中学校とは世代も地域も違いますが、私の通っていた公立中学校も似たような雰囲気でした。私立中学校や男女別学校に通っていた方などは、この映画を観れば男女共学の公立中学校の雰囲気を感じられるのではないかと思います!

 

4)男子中学生のノリ!

男子中学生はとにかくじゃれ合う! とくに腕を首にかけるのは懐かしさを感じましたね。私が中学生のとき、BLとか腐女子とかいう概念を知っていたら、そういう色眼鏡で周辺を観察してしまっていたでしょう……

 

5)男子中学生は下ネタがお好き。

男子中学生は、エロへの興味が爆発する時期ですので、下ネタを言いたがりますよね。でも、まだ経験はないので、「みんなと一緒にワイワイ言う」「えげつないのは言えない」のが必須条件になっている気がします。

 

6)女子中学生のノリも!

中学生といえば思春期の真っ只中で、男女の差を敏感に意識する時期です。上記ような男子のノリに対して、女子は「男子ってこれだから」みたいな態度とる訳です。

でも、女子だって姦しいノリがあります。ただ、それは教室のような男女混合の場であらわれにくいだけで、女子だけの場ではノリが爆発しています。吹奏楽部、文芸部、美術部などの女子が全員や大多数を占めるような部活では、特にそうです。

 

7)誰しも複数のペルソナを使い分けている

人間は成長するにつれ、その場その場に適応した態度を取るようになりますよね。親友、クラス、部活、家庭など、それぞれで異なるペルソナ(仮面=人格)を被って、でも、そのうち本当の自分が分からなくなって……。そんなことで悩むのも思春期だからですよね。大人になると、そんなこと当たり前になって、どうでもよくなってゆきます……

 

8)吹奏楽部のとある女子生徒

クラスではそんな感じではなかった女子生徒が、意外にも吹奏楽部でしっかりとパートリーダーを務めているのは、あるあるではないでしょうか。

 

9)家では子ども?大人?

学校と比べて、家では子どもっぽくなったり、逆に大人っぽくなったり、だいたいの中学生は学校と家でのペルソナを使い分ける二面性を持っています。だからこそ、これを暴かれたくなくて、同級生には自分の親を会わせたくないんですよね。

 

10)早く大人になりたい!

インタビュー中に複数の生徒が口をそろえて語っていた言葉は「早く大人になりたい」

大人になった私たちからすれば、成長したからといって抱えている問題が必ずしも解決できる訳でもないし、むしろ新たな問題を背負い込むことになることは、もちろん承知済みです。

反対に、一人だけ「責任を負いたくない。赤ちゃんになりたい」と語っていた生徒がいましたが、その意味では彼が一番の大人ですよね。

 

11)将来に対する現実的な視点

クラスのお調子者、あるいは部活の主軸や校外のスポーツクラブに通う生徒は、表層だけを見れば、自身の将来について、何にも考えていなかったり、あるいは現実的には難しい夢を抱き続けているようなステレオタイプな印象を受けがちですよね。でも、意外とみんな、将来に対して現実的な視点を持っているようです。このままではいられないことを、ちゃんと理解しているようなのです。

中学生たちは、中学生なりに進路を真剣に悩んで、将来設計を行っています。彼/彼女らにアドバイスを行うとすれば、今の時代において公務員や正社員になれるのは必ずしも「普通」ではないし、結婚や出産の時期は想定より遅くなりがち、の2点を強調しておきたいですね。

 

12)学力と将来設計

これは映画で描かれていなかったことなのですが、映画を観て、学力と将来設計の関係について思い至ったことがあります。

もちろん「学力=将来設計について考える能力」ではないですが、学力は将来設計について考える能力の重要な要素のはずです(たぶん)。しかし、実際には、学力のない者は中卒・高卒で働き始め、学力のある者は大学や大学院に進学します。ということは、学力のない者の方が先に将来設計を行う必要に迫られ、反対に、学力のある者は進学した分だけそれを先送りすることができる訳です。このことはきちんと自覚しておきたいです。

 

13)恋愛模様が甘酸っぱい!!

度々、恋愛模様が登場します。みんな(交際経験ないだろうにもかかわらず)「恋愛を知っている風」を装いますが、その一方で、誰もかれも手探りな状況なのが見て取れます。思春期に高まる恋愛への興味と、それをコントロールしているように装いたい自意識がぶつかり合っている様子が見えます。

集団になると、男子は男子で、女子は女子で、それぞれに集まって、恋愛事でワーキャー騒ぐのですが、いざ当事者で一対一になると、大人の恋愛よろしく一気に真剣さが増していました。

 

14)辛辣な言葉

とある男子生徒が、その趣味に没頭する姿について、同級生から辛辣な言葉を投げかけられていました。

最初に「キモッ!」と言ったのは、1人の女子生徒でした。そのシーンで、劇場内ではクスッとした笑い声が漏れ出ていました。次いで、男子生徒4、5人のうちの1人が「気持ち悪いんだよ!」と彼に言っていました。このシーンでは劇場内の誰一人も笑っていませんでした。

この差は何なのでしょうか? 両者の言葉の意味は異なりません。人数比の差? ジェンダー差? あるいは、本人しか知ることができませんが、その言葉に込められた感情の種類の違いでしょうか?

いずれにせよ、問題の中心は、彼がそれぞれの言葉をどのように受け取ったのかです。本人しか知り得ないことに対する無責任な想像はひとまず措いておき、ここでは、熱く夢を語ってくれた彼の将来に幸あらんことを祈ります。

 

15)問題は解決しない

修了式の日の記念撮影の際、とある問題は解決しませんでしたね。フィクションならぬドキュメンタリーゆえのリアリティ溢れるシーンでした。

 

16)表層と内面

「友人はいらない」と語る女子生徒を見て思いました。

思春期は、自分という存在を過剰なくらいに意識する時期ですよね。一方においては、他者から見て自分がどう見られているのか気になって仕方なく、他方においては、自分が何者なのかを自分自身に問いかけます。それまで所与とされてきた自分の存在が危うくなり、アイデンティティを大きく揺さぶられ、自分を嫌いになることなんて多々あります。

それに伴って、小学生のときのような――いわば能天気な――人間関係は築けなくなります。友人関係・恋人関係などの人間関係は、自己の存在を肯定してくれる可能性がある一方で、それを否定するリスクも内包しています。思春期における自己の存在に対する否定は、人生の終了にも感じられる出来事です。そのため、思春期の防衛本能は、自己の表層と内面を慎重に分離させて、裏切られるリスクを表層だけに限定し、内面を他者に晒さないように警戒しますでも、その内面は、裏切ることのない他者からの絶対的な肯定を切実に求めてしまいます

この映画におけるインタビューは、このような思春期の内面に迫るものでした。もちろん、撮影スタッフに表層的にしか対応していないと見受けられる生徒もいましたが、(限定的にであっても)内面を打ち明けてくれる生徒も多くいたように感じました。大人になってみれば過去の一幕に過ぎないけれども、その頃は人生そのものでしかなかった思春期の激烈な表層と内面を、この映画で鮮やかに思い出すことができました

 

 

以上が「14歳の栞」を観た感想です。年齢的な意味で上から目線、つまり、「年長者は物事を理解している」風の感想になってしまいましたが、この感想は、普遍性を装っている一方で、私の特殊個人的な経験に裏打ちされたものでしかないことも一言付け加えておきます。それでもなお、誰かに誰かを重ねて、誰かに自分を重ねることができる、おそらく多くの人がそのような感覚を得られるだろうドキュメンタリー映画でした。

 

多くの都道府県で見られるので、興味のある方は是非ご覧になってください!

14歳の栞 劇場情報

 

 

2021冬ドラマの感想――10作品ひとことコメント

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俺の家の話

3月も終わり、2021冬ドラマを視聴し終わったので、私の視聴した10作品について適当な感想コメントを書きたいと思います!(時間・五十音順)

 

 

1時間ドラマ

 

青のSP―学校内警察・嶋田隆平―(フジテレビ系列、火曜9時)

私が職業的にどうこう関係している訳ではないのですが、(児童生徒、教師、保護者も含めた)教育のあり方や学校内秩序には、個人的な関心がありますので、このドラマはまさに私向きでした!

しかし、今に始まったことではありませんが、警察ドラマでは手続的正義が軽視される(つまり刑事手続上の違法行為が合法かのように描写されるのは相変わらずですね。こういう描写は結局のところ警察や刑事司法に対する信頼を貶めるような気がします。

個人的なベスト俳優賞は、一人どころか数人にも絞れませんでしたが、中学生役を演じた皆さんを選びたいと思います。自分も経験した中学校における思春期の敏感な空気感が画面越しに伝わってきました。皆さんのこれからの活躍を期待しています!

 

俺の家の話(TBS系列、金曜22時)

各所から好評価されていますが、(離婚とか親子関係とか他のドラマで描かれがちな問題に限らず)深刻な家族の問題をいくつも真正面から取り上げるこのドラマは非常に挑戦的で非常に良い企画でした。

一方においては、認知症・介護・終活や発達障害などの普遍的な家族の問題を扱うにもかかわらず、他方においては、舞台を旧態依然とした伝統芸能の宗家としたことで、寿限無の実子騒動も含む寿三郎の奔放な女性関係や、「この家で、女に生まれて、女でいるのが、どんっだけしんどいか。生まれたときから数に入ってないわけよ」と長女・舞(演:江口のりこ)によって吐露されたジェンダー問題にまで切り込んでいったのですから、宮藤官九郎さんによる脚本の妙に感心せざるをえません。シリアスな問題を取り扱うにもかかわらず、コメディタッチにすることで、多くの視聴者が観やすい物語になっていたと思います。

個人的なベスト俳優賞は、主演の長瀬智也さんと、秀生役の羽村仁成さんです。

このドラマで初めて長瀬智也さんが演じているのを見たのですが(正確に言えば、「マイボス・マイヒーロー」以来ですが、ほとんど覚えていないので……)、TOKIO脱退・ジャニーズ事務所退所にともない、これが最後の出演になるらしく、残念です。最終話の大どんでん返しはこれのメタファーということですよね……

羽村仁成さんは2007年生まれの13歳ですが、なんとジャニーズJr.らしいのです。こんな小さい頃からジャニーズ事務所に入るんですね! 羽村さんは元子役らしいのですが、発達障害という難しい役どころにもかかわらず、演技が上手でしたね! 

 

知ってるワイフ(フジテレビ系列・木曜22時)

第1話で元の時空における妻の広瀬アリスが夫の大倉さんにブチギレるシーンが非常にリアルで怖かったです。ああいう風な詰められ方をしたら、男はもう全面降伏するしかないのではと思います。

あと、仕方のないことなのですが、20代後半と高校生を同一人が演じたのには違和感を禁じ得ませんでしたね。

 

青天を衝け(NHK総合、「大河ドラマ」日曜20時)

近代日本のころがテーマで、この時代には関心があるので、初めて大河ドラマを見ている最中です。しかし、NHKの看板番組だけあって、予算がすごいですね!

 

天国と地獄~サイコな2人~(TBS系列、「日曜劇場」日曜9時)

主演の二人の演技の上手さが非常に目立つドラマでした。中身が入れ替わったことを視聴者に一見して分からせる声・仕草は俳優としての技術力がかなり試されたのではないかと思います。

 

24 JAPAN(テレ朝系列、金曜23:15、2クール目)

放送が開始した半年前は、翻訳したような話し方には辟易としていましたが、さすがに十数話も見る頃には慣れてきました笑

この点も含めてツッコミどころはいくつかあったのですが、全体として楽しめました!

最終話の衝撃のラストに批判があるようですが、あのような理不尽な幕引きは、原作シーズンすべてを履修済みの者からすれば十分予測できましたね笑

 

ウチの娘は、彼氏が出来ない!!(日テレ系列、水曜22時)

母と娘の友達のような関係、特に「キミ」「かーちゃん」と呼び合う仲は、かなり好きでした。

ストーリーやキャラクターは、あまり共感できませんでした。というのも、恋愛モノの多くに当てはまることなので、仕方のないことなのかもしれませんが、母にしても娘にしても、同時に2人の男性から好意を寄せられるなんて、恋愛強者だからではありませんか!?

母は恋愛下手、娘はオタクという触れ込みで始まったドラマですが、真の(?)恋愛下手やオタクが悩んでいるであろう段階――異性との出会いがない、異性とまともなコミュニケーションができない、といったそもそもの段階――は無視・軽視されていました。菅野美穂浜辺美波を放っておく男性がいるのでしょうか!?……もちろんドラマなので、こういったメタ部分を掘り下げても仕方がないのですが。

あと、映画「屍人荘の殺人」やドラマ「タリオ 復讐代行の2人」でも思ったのですが、浜辺美波さんはコメディチックなキャラクターが似合いますね!

 

 

30分ドラマ

 

書けない!?~脚本家・吉丸圭佑の筋書きのない生活~(テレ朝系列、土曜23:30)

脚本家という職業には少し興味があるので、終始楽しめるストーリーでした。

最近はテレビ各局が深夜ドラマに力を入れているらしく、ゴールデンの主役級が深夜帯でも演じてくれています。このドラマも例外ではなく、生田斗真さん、岡田将生さん、小池徹平さんなど、豪華俳優陣が出演していました。

個人的な俳優賞は、岡田将生さんです。ちょっと面倒くさい人気イケメン俳優という役どころはピッタリでしたね!

 

ここは今から倫理です。(NHK総合、土曜23:30)

「考え続けてください」という最終話の高柳の言葉通り、各エピソードで単純明快な結末が描かれるわけではなく、どこか納まりが悪かったですが、まさにこれこそが原作者・制作側の描きたかったことだったのだと思います。各生徒の抱えるリアルな悩みを、倫理の教師が思い悩みながら、救おうとし、また悩み続ける……快刀乱麻を断つ訳ではないストーリーが非常に共感できました。

個人的なベスト俳優賞は、生徒皆に差し上げたいのですが、特に印象に残っているのは、逢沢いち子役の茅島みずきさん、都幾川幸人役の板垣李光人さんです。

茅島さんは終始軽めのキャラを上手く演じていましたが、最終話の涙が特に良かったですよね。板垣さんは、愛着障害という難しい役どころを上手く演じていたと思います。4月1日深夜から始まるドラマ「カラフラブル」(日テレ系)では主演でジェンダーレス男子を演じるそうです。

 

ミヤコが京都にやって来た!(ABC・テレ朝系列、日曜24:55)

京都在住経験のある私としては、知っているスポットが何度も登場したので嬉しかったです!

ちなみに、ミヤコと父が住んでいるコテコテの京都(いわば観光客向けの京都)は、京都市の極一部に過ぎません。実際は他の100万都市と似たり寄ったりです(建物が低めなのと細い道が多いのですが)。撮影スポットは、外から見た京都に対するノスタルジーが凝縮されている感じでしたね。

 

 

2021春ドラマも楽しみです!

しかし、地上波ドラマでもBSドラマでも全国の放送局の多くのドラマがTVerhttps://tver.jp/drama)で見れるなんて、いい時代ですね!!

 

 

深夜ラジオのすゝめ――12番組の紹介

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オードリーのオールナイトニッポン

 

もうすぐ新年度が始まりますが、この記事では私の聴いている深夜ラジオをお勧めしようと思います。新年度を機に、皆さんもラジオを聴き始めませんか?

ちなみに、なぜ「新年度を機に」かというと、長寿番組であっても4月上旬の放送はパーソナリティーが新規リスナーに向けて番組の説明を丁寧に行ってくれることが多いからです!

 

 

ラジオ初心者に向けて

 

ラジオの魅力
  1. パーソナリティーとリスナーの距離の近さが何といっても魅力的です! ラジオをずっと聴いていると、身内のような親近感を抱くようになります!
  2. ラジオはながら作業に向いていています! 私は料理や洗濯などの家事を行いながら聴いています。面倒くさい家事でもラジオを聴きながらだと、楽しくなります!

 

radikoのすゝめ

銀色のアンテナを立てて昔ながらのラジオ受信機を使ってリアルタイムで聴くのも乙ですが、今どきのラジオといえば、インターネットで全国の放送局の番組が聴けるradiko」というアプリです! radikoだと過去1週間以内に放送された番組を聴けるタイムフリー機能があります(無料・登録不要)。

なお、radikoアプリはGPSを受信して使用者の位置情報を取得し、そこからエリア判定をして無料でお住まいの地域の放送局のラジオが聴けるのですが、お住まいのエリアの外の番組を聴きたい場合は、エリアフリー機能(有料会員)を使用する必要があります。ブラウザから聴くと、エリア判定は東京都になるようですが……

 

深夜ラジオを聴く際の注意
  1. 私がこの記事で紹介する番組は、お笑い傾向の強いAM番組ばかりです。音楽番組などオシャレなFM番組は聴いていないので紹介できません……。FMはAMより音質が良いのでこのようになったらしいです。もっとも、AMとFMを統合するという話も出てきているのですが……
  2. 深夜ラジオは、深夜かつラジオという事情から、公共の電波であってもテレビの深夜番組よりキツめの下ネタが出てきます。生放送が多いので特にピー音も入りません。下ネタが苦手という人のために、下記の番組紹介では下ネタが特に頻出する番組には注記をしておきます。(ここだけの話、ラジオもBPOの審理対象なんですよね……)

 

 

全国ネット

ここでは、私の聴いている、在京キー局から全国ネットで放送されるラジオ番組を紹介したいと思います。全国ネットなので、多くの地方局でも聴けると思います!

深夜ラジオのゴールデンタイムといえば深夜1~3時ですが、二大放送局の看板番組――ニッポン放送オールナイトニッポンTBSラジオのJUNK――がしのぎを削っています! また、その前後の時間帯もなかなかに熱い時間帯ですよ!

 

山里亮太の不毛な議論TBSラジオ、水曜深夜1~3時)

南海キャンディーズの山里さんが、一人でパーソナリティーを務めています。山里さんの達者で回転の速い話術にはいつも圧倒されます。山里さんによる周囲へのひねくれた見方も魅力的です!

※下ネタ頻出注意

 

佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ニッポン放送、水曜深夜3:00~5:30)

「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」などを担当するテレビ東京のプロデューサーである佐久間さんがパーソナリティーです(4月からはテレ東を退社しフリーに転身)。サラリーマンとは思えない巧みな話術には感心してしまいます!

「ドリームエンタメラジオ」と銘打たれているのですが、お笑いだけでなく、映画や演劇など、エンタメ全般が話題にされるのも魅力的です!

 

ハライチのターン(TBSラジオ、木曜深夜0~1時)

ハライチの岩井さんと澤部さんによる番組です。

番組前半は番組コーナー、後半は各々のエピソードトークというお笑い芸人による番組の王道の構成ではないでしょうか。新規リスナーに向いている番組としてお勧めできます。

 

おぎやはぎのメガネびいきTBSラジオ、木曜深夜1~3時)

おぎやはぎの小木さんと矢作さんがまったりとマイペースにお話しする番組です。小木さんのぶっちゃけトークは、ネットニュースになることも多いですね。

 

三四郎オールナイトニッポン0(ニッポン放送、金曜深夜3~5時)

三四郎の小宮さんと相田さんによる番組です。3月までは金曜深夜1~3時でしたが、4月からは深夜3~5時となりました……

この番組の魅力は何といっても相田さんです! 三四郎といえば小宮さんばかり思い浮かべる人も多いかと思いますが、この番組では相田さんの存在感が大きいし、面白いし、声もイイです!

 

オードリーのオールナイトニッポンニッポン放送、土曜深夜1~3時)

オードリーの若林さんと春日さんによる番組です。番組構成は、冒頭のフリートーク(約40分)、若林さんのエピソードトーク、春日さんのエピソードトーク、その他のコーナーとなっており、リスナーからのメールをほとんど紹介しないストロングスタイルの番組です。

ラジオにて若林さんは、まさに「生き様ラジオ」と言うべく、生きていく上で出会う苦悩を吐露しています。人や社会に対する鋭い観点にはいつも唸らされます。

春日さんにも言及しておかなければなりません。テレビでの春日さんとは違って、饒舌なトークやツッコミが聴けます。

 

 

中京ローカル(東海3県)

 

#むかいの喋り方(CBCラジオ、火曜夜22:00~24:20)

パンサーの向井さんによる番組です。なんと、一人で2時間20分しゃべりっぱなしの番組です(3月までは2時間30分番組でした)。

オードリー若林さんの影響もあるのか、生きていく上での悩みの吐露をされることが多いですね。

老若男女を広くリスナーに抱えており、小学生リスナーまでいます(ただし中高生リスナーはいないようです……)。新規リスナーにおすすめの番組です。

 

 

関西ローカル(近畿6県)

ここで紹介する「アッパレやってまーす!」シリーズは、様々なジャンルの芸能人が5~6人(!)でパーソナリティーを務める番組です。ラジオのパーソナリティーといえば、1~2人のパターンが多いですが、5~6人でも意外と聴けますよ!(若い女性タレントの聴き分けが難しいことはありますが……)

年度替わりに際してメンバーが入れ替わることがあるので、これを機に聞こうと思っている新規リスナーにおすすめの番組です!

 

アッパレやってまーす!月曜日(MBSラジオ、月曜夜22:00~23:30)

よゐこの濱口さんと有野さん(芸人)、ドランクドラゴンの鈴木さん(芸人)、谷まりあさん(モデル)、鈴木美羽さん(モデル)、若月佑美さん(女優、元乃木坂46)の6名による番組です。

番組末尾15分間(22:15以降)は伊波杏樹さん(声優)による一人番組になります。

 

アッパレやってまーす!火曜日(MBSラジオ、火曜夜22:00~23:30)

野性爆弾のくっきー!さん(芸人)、アインシュタインの河合さんと稲田さん(芸人)、内田雄馬さん(声優)、小栗有以(アイドル、AKB48)の5名による番組です。

現時点において、アッパレの中で個人的には一番好きです。

 

アッパレやってまーす!水曜日(MBSラジオ、水曜夜22:00~23:30)

ケンドーコバヤシさん(芸人)、アンガールズの田中さんと山根さん(芸人)、柏木由紀さん(アイドル、AKB48)の4名による番組です。

ネットニュースになりがちな番組です。

※下ネタ頻出注意

 

アッパレやってまーす!木曜日(MBSラジオ、水曜夜22:00~23:30)

極楽とんぼの加藤さんと山本さん(芸人)、スピードワゴンの小沢さん(芸人)、バイきんぐの小峠さん(芸人)、小林豊さん(アイドル、BOYS AND MEN)、池田裕子さん(グラビアアイドル)、大谷映美里さん(アイドル、=LOVE)の7名による番組です(小沢さんと小峠さんは隔週で交代出演)。

こちらも加藤さんの発言がネットニュースになりがちです。

 

アッパレやってまーす!~土曜日です~(MBSラジオ、土曜日深夜24:00~25:30)

TOKIOの城島リーダー(アイドル)、さらば青春の光の森田さんと東ブクロさん(芸人)、尼神インターの誠子さんと渚さん(芸人)、齋藤京子さん(アイドル、日向坂46)の6名による番組です(コロナ感染対策のため、現在は誠子さんと渚さんは隔週で交代出演です)。

この中で一番大ボケをかましたり下ネタを言ったりするのは城島リーダーです。

 

 

気になった番組があれば、ぜひ聴いてみてください!

 

アニメはめふら2期は7月から放送!【乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X】

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乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X


2020年春に1期が放送されたアニメ乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」ですが、本日、2期が7月から放送されると発表されました!!

2期のタイトルは、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」となったようですが、「エックス」と読むのでしょうか、バツと読むのでしょうか? いずれにせよ、カタリナの額っぽいですね笑

 

2期の制作が発表されたときは2021年内の放送は難しいのではと予測していたのですが、予想を大きく上回る早さの放送時期になりました! 非常に嬉しいです!!

とはいえ、予兆はありました。出演声優によるラジオ(通称はめふらじお)の第4回(出演:カタリナ役・内田真礼さん、アラン役・鈴木達央さん)で既に収録が始まっているという話が出てきていたのです!

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7月放送決定の告知ともに、ティザーPVも公開されました。

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ここから2期がどのような内容になるのか、ちょっと分析してみたいと思います(ネタバレ注意!)

まず、間違いないのは、原作3巻(コミックス5巻〜6巻)の学園祭編がアニメ化されるという点です。

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脳内会議のチビカタリナ達も健在!

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「聞こえてるから!」

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「あなたを愛している」――ついにニコルがカタリナに愛の告白!?

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学園祭の様子

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あっちゃん!!

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元生徒会長のラファエル!!

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「なにこれオイシー!!」

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アラン&ソフィア&メアリ!!

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カタリナの悪役令嬢っぽい顔!

 

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ジオルドとマリアがイイ感じ……!?

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これ何のシーンでしょうか??

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マスカレード・ニコル再び!

 

ちなみにPVの最後の方でカタリナが言っている「簡単には許されぬ恋だわ!」は、キースとメアリのことです。いったい2人の仲はどうなってしまうのでしょうか!?

 

ティザーPVは、アニメ第1話のハイライトといった感じのようです。

私の個人的な予想としては、1期の進行具合を踏まえれば、原作3巻(学園祭とカタリナの誘拐)と4巻(キースの失踪と捜索)を主軸として、5巻(短編集)の1期未使用エピソードとアニメオリジナルエピソードを挿入する形となる可能性が高そうです。

 

 

2021年7月が待ち遠しいですね!!

 

 

2020秋アニメの感想――10作品ひとことコメント

 

年が明けて半月ほど経過してしまいましたが、この記事では、私の視聴した2020秋アニメ10作品について一言ずつ適当な感想コメントを書きたいと思います!(五十音順)

なお、購入したOP曲・ED曲についてはYouTubeのリンクを付しておきます!

 

 

炎炎ノ消防隊 弐ノ章(2クール目)

やはり消防隊側に肩入れして見ているのですが、白装束側が戦力的に優位のままです。これからどうなるのでしょうか? 

 

 

おちこぼれフルーツタルト

アイドルアニメとは思えないほど下品な内容でしたね。どのキャラクターも変態でした笑

ニコニコでコメントとともに見るのが楽しかったです! 「きららの粗悪な純正品」など、キレッキレのコメント群には笑ってしまいました!

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物議を醸した第6話サブタイトル

 

 

くまクマ熊ベアー

最初はあまり期待していなかったのですが、結果として期待以上の作品でした。

まず、第1話で初めて聞いた主人公ユナの声が、想像以上に大人びていました。以前コミックスを読んだときは、もっと子供っぽい甘めの声を想定していました。が、数話のうちに慣れて最後にはCV:河瀬茉希以外には考えられないようになっていました。

ストーリーについても、コミックスを読んだときは俺tueeeならぬ私tueeeばかりな展開に苦しくなって、1巻か2巻くらいで断念したのですが、声と動きがついたためか、アニメは楽しく見られました!

 

 

ゴールデンカムイ(3期)

アニメを見返したり原作を読んだりしていないため、人間関係・利害関係をあまり把握できないまま見終わってしまいました。が、終始楽しめました。

個人的には、尾形とロシア兵の狙撃手同士の戦いが一番楽しめたシーンでした!

 

 

 

呪術廻戦(1クール目)

ネクス鬼滅の刃との呼び声高いこの作品ですが、その評判に違わないクオリティでしたね。それにしても、呪術の仕組みが難しくないですか? 異世界転生ファンタジーが魔法の仕組みについてやけに説明的なのに比べると、説明不足に感じますね。

個人的には、伏黒や釘崎などの学園組の様子がもっと見たいので、2クール目の交流戦に期待です!

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ネットを震撼させた五条先生の目

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ひぐらしのなく頃に業(1クール目)

過去に放送されたシリーズは見たことなかったのですが、3話くらいで気になって過去作(無印・解・礼・煌)を一気見してしまいました! なるほど、人気のある理由が分かりました!! 私もすっかりハマりました!! しかし、キャラデザが結構変わりましたね笑

各編、最後の最後まで気を抜けませんでした。2クール目も楽しみですね!

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異常に頑丈な圭一

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100万の命の上に俺は立っている

主人公の現実主義的な姿勢は好きですが、序盤に割と強めに決意したわりには、各所で優しさや躊躇いが見られたのは意外でした。もっと冷徹・狡猾な策士になって欲しいですね!

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魔女の旅々

今期で2番目に好きな作品です!!

個人的には、美人の自覚があるという主人公イレイナの珍しいキャラ設定と、コメディ展開もビター展開もある一話完結型のストーリーが魅力的でした! 前のエピソードに出てきたキャラクターが出てきたのも嬉しかったですね! 2期を期待しています!

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美麗な背景も見どころ!

 

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無能なナナ

今期で1番好きな作品です!! 原作漫画を買い揃えようとしています!

まず、第1話で一気に引き込まれました! すっかりミスリーディングに引っかかってしまいました。毎話毎話の引きも上手でしたね!

ナナの冷徹で優秀な側面と、案外ポカをやらかしたり感情的になったりする側面が魅力的です。最終話のあの後、ナナの心境はどう変化していくのでしょうか!? 2期を期待しています!

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泣ける……

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ラブライブシリーズが好んで用いるミュージカル演出はあまり好きではないのですが、虹ヶ咲ではミュージックビデオ風の演出が多用された私好みの仕上がりになっていました!

ちなみに、個人的にはED曲「NEO SKY, NEO MAP!」にかなりハマりました!

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ゾクッとした演出

 

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今年もよろしくお願いします!!

 

 

『かげきしょうじょ!!』第10巻の感想・考察――愛の成長、さらさの課題、杏の疑惑、エレナの悩み

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『かげきしょうじょ!!』第10巻

 

この記事は、斉木久美子『かげきしょうじょ!!』第10巻(2020年11月5日発売)感想・考察を書き連ねた記事です。ネタバレにはご注意ください!

 

「かげきしょうじょ!!」に関する過去の記事については、下記リンクをご参照ください!

かげきしょうじょ!! カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ

 

 

1.奈良田愛の成長と渡辺さらさの課題

 

男役か娘役か――団体行動をめぐって

第9巻では愛は娘役だけでなく男役も視野に入れることを決心しましたが、いざ授業となると団体行動という言葉が愛を縛って、オルフェウス(男役)を試してみたいと言い出せませんでした(10巻31幕)。

そこで「性転換もアリでしょうか?」と愛に助け船を出したのは、さらさでした。さらさは授業後、愛が男役も試してみたいと言い出したことについてこう語っています。

あとは焦りですかね。さらさは男役トップになりたいので。さらに強敵が現われたぞって。

でもライバルである前に、さらさ達は同じ夢を目指す仲間ですし。

紅華の舞台はひとりでは作れない。きっと、そのための団体責任・団体行動なんですよね。

このように行動と言葉を示したさらさは、愛が男役も視野に入れることを受け入れるとともに、愛が悩んでいた人間関係=団体行動がむしろ愛自身の背中を押すこともできると愛に気付かせたのです。

ところで、「床キンの拓様が実は女性で段違い平行棒始めて「えー!?」みたいな…?」って何ですか?

 

成長する奈良田愛

第10巻は、愛の成長する姿が多々見えました。

団体行動・団体責任について考える愛(31幕)、男役にチャレンジすると言った愛(31幕)、オルフェウスの役作りについて悩む愛(32幕)、伊賀エレナに対して先輩らしく振る舞う(が、あまり上手くできなかった)愛(32幕)、JPX時代のチームリーダーの気持ちを理解する愛(31幕)など、入学当初からすっかりと変わった愛の成長する姿を見られて、まるで叔父の奈良田太一先生(31幕45-46頁)のような気分になりました感泣

 

渡辺さらさの課題

授業でオルフェウス役を演じるようになってから、さらさは日常生活から自身の考えたオルフェウス像を実践していますね

アモーレ(愛する人)、mio angelo(俺の天使)、ti adoro(愛してる)、バンビーナ(赤ん坊)、a domani!(また明日!)、buona notte(おやすみ)、フォルツァ!(頑張れ!)、ペスカトーレ(スパゲッティの一種)……とイタリア語もペアの千秋に言いまくっていますし。

しかし、さらさとペアを組んで同室になってから千夏と呼び間違えられた千秋が「愛する妻の名前を間違えるなんて!」「結婚したとたん前カノの名前呼ばれた気分よ!!」と言ったのは言い得て妙ですね笑

さて、授業でのさらさ&千秋ペアの演技は、さらさが暴走し、千秋を置いてけぼりにしてしまいました(33幕)。さらさは天才型の主人公に分類されるタイプですが、思わぬところに落とし穴があるタイプでもあります。しかも今回の課題は、31幕で愛が悩んでいた団体責任・団体行動とちょうど同じ問題なのです。この課題をさらさはどう乗り越えてゆくのでしょうか?

ところで、私は個人的には、さらさの「エウリュディケの言うことは何でも聞いてあげたくなっちゃうオルフェウス」「明るくて愛の言葉を惜しまないスパダリ(スーパーダーリン)」と、千秋のそのままの性格の「我儘バンビーナ」「人に嫌な思いをさせない可愛い我儘」のエウリュディケは、かなり好きな役作り&組み合わせですね!

 

 

2.第9巻の答え合わせ――澄栖杏と伊賀エレナ

 

澄栖杏は紅華オタク?

第10巻でも相変わらず先輩のさらさに冷たい杏ですが、どうやら、さらさが冬組のトップスターの里見星と手をつないで走った大運動会を「たまたま」現場で見たようです(33幕99~100頁)。

第9巻の記事では、私は以下のような考察をしていました。

第28幕28頁以下の杏の様子を見れば、さらさとは過去に因縁があるようです。

たしかにさらさは100周年運動会で目立ったり文化祭のパンフレットに名前は載ったりしましたが、青田買いするファンや100期生の名前を全員覚えたエレナのように、先輩の名前をチェックするほど熱心ではない性格のようです。

だとすると、この場面で杏が「渡辺さらさ」とつぶやいたのは、やはり過去に何か因縁があったと見るべきではないでしょうか。もちろん、さらさの方は何も知らない様子ですが。

しかし、杏が超プレミアチケットの大運動会を見に来ていたということならば、実は杏が熱心な紅華オタクである可能性が急浮上してきました!!

しかも、実は杏はさらさの大ファンなのではないか、という疑惑も生じてきます!!! 全体として不自然とも言えるようなさらさに対するツンケンな態度は、ファンだとバレないようにするため、あるいはイマドキの言葉では「好き避け」でしょうか?

今後のさらさと杏の関係性の展開が俄然気になってきましたね!

 

伊賀エレナの悩みと覚悟

第9巻の記事にて、私は以下のような考察をしていました。

エレナ初登場時の場面をよくよく振り返ってみると、エレナが遅刻した理由を不思議に思わなければなりません

紅華歌劇音楽学校の寮は相部屋のはずです。ということは、101期生は全40名で余りが出ないので、エレナにもルームメイトがいるはずです。そうだとすれば、(ルームメイトと共に遅刻するのではなくエレナだけが遅刻したということは)エレナはルームメイトに起こしてもらえなかった、ということになります。

ルームメイトがエレナを起こさなかった理由としては、まず、財閥令嬢に気後れしてしまい起こせなかった、という可能性が考えられます。しかし、他人に興味がないルームメイトがわざわざエレナを起こさなかった、という可能性も考えられます。

前者の可能性については、むしろ、起こさなかったことに対する財閥令嬢の報復(?)を恐れるのが人の心理であるため、こちらはなさそうな気がします。その一方で、後者の可能性については、これにピッタリと当てはまりそうな101期生がいます。そうです。エレナのルームメイトは澄栖杏ではないでしょうか杏であれば、財閥令嬢であっても我関せずといった態度を貫き通しそうではありませんか? ただ、28幕36-37頁の伊賀エレナと澄栖杏の会話は、初対面のような感じで、あまりルームメイトっぽくないんですよね……。いずれにせよ、ルームメイトの情報は、第10巻以降で明らかになるかもしれません。

しかし、「友達ができない」「みんなから遠巻きにされている」という悩みがエレナにはあるらしいので(10巻32幕62-63頁)、ルームメイト(たぶん杏ではない)が財閥令嬢であるエレナに気後れして彼女を起こせなかったということになりそうです。

さて、第10巻の番外編は「財閥令嬢・伊賀エレナ編」でしたが、紅華を受験するに際してエレナにはエレナなりの苦悩があったようです。

財閥令嬢という身分から特別扱いされることを懸念したエレナは、面接で思わず「どうか、私を、私だけを見てご判断下さい!」と言ってしまいます。ここに財閥令嬢ならではの彼女の苦悩が漏れ出ていますよね。

最終的に紅華に合格できたエレナは、蝶よ花よと彼女を見守ってきた兄に次のように覚悟を言い放ちます。

紅華は私にとって「成長の糧」ではございません。私は「素敵な女性」になるために紅華に入団したわけではないのです。

私にとっての紅華歌劇団は、お仕事です。血の滲むような努力を越えて、それを微塵も感じさせず、お客様に楽しませ夢を見て頂き、対価を得る、立派なお仕事なのです。そしてわたくしの出発点であり、最終地点です。

わたくしはわたくしの人生のすべてを紅華歌劇団にささげますわ!!

このようにエレナは、紅華に入学するにあたり覚悟を決めてきたのですが、しかし、入学後も周りの人間はエレナを財閥令嬢として扱ったままです。エレナの苦悩は解消されないままなのです。今後、どうなるのでしょうか?

 

 

 3.ちょっと気になった小ネタ集

 

表紙に沢田千秋が初登場!

今回、初めて千秋が表紙に登場しましたね!

さらさと愛のほかに単行本の表紙に登場したのは、オーディションでジュリエット役を勝ち取った山田彩子(6巻)、ティボルト役のオーディションでさらさに敗れた杉本紗和(7巻)、祖父のことで悩むさらさを激励する白川暁也(8巻)、そして授業でさらさとペアを組むことになった沢田千秋(10巻)です!

かげきしょうじょ!! 7 (花とゆめCOMICS)

かげきしょうじょ!! 7 (花とゆめCOMICS)

 

この4人はいずれもその巻で注目を集めた人物です。しかし、ということは、第11巻の表紙は……? 奈良田愛&沢田千夏ペアはまだ作中で演技を披露しておらず、次巻はその場面から始まると思われますので、第11巻の表紙はこの2人の可能性が高いと思われます。

そういえば、第10巻の私の印象に残ったコマは、さらさに千夏と言い間違えられた千秋が「最低!!」と言ったときの表情です!(33幕91頁)

 

さらさのサイン

さらさがオルフェウスのキャラクターを考察したノートですが(31幕28頁)、そこには、オルフェウスのキャラ考察以外にも、さらさのサインが書いてありましたね!

紅華デビューするとなれば本名は用いず芸名を名乗ることになるため、このサインは将来的に役には立ちませんが、それでも書いてしまうところがさらさらしく見えました

 

Reborn

31幕には、高木先生の印象的な言葉がありましたね!

「Reborn.毎公演、役とともに生き、そして新たに生き返れ」

ここで思い出すのは紅華乙女の魂です。第8巻の記事でも書きましたが、過去にも似たようなセリフが登場しているのです。

一つ目の熱いセリフは、ティボルト役を失敗した愛に向けてさらさが言った「失敗したって、また何度でも蘇りましょう!」です(8巻27幕142頁)。

そして、このセリフに勇気づけられた愛は、文化祭の失敗を気遣う安道先生に対して、「大丈夫です。失敗しても何度でも蘇りますんで」と宣言します(8巻27幕147頁)。

ところで、このセリフ、なんだか見覚えがありませんか? それもそのはず、第1巻に同様のセリフが登場しているのです!!

さらさと出会った国広先生が少年時代を回想したときのことです(1巻2幕73頁以下)。空襲で大劇場も台本もすべてが燃えて無くなってしまったとき、国広少年に対して「白薔薇のプリンス」こと櫻丘みやじが語った言葉です。

「全てが無くなってしまった。でもね少年よ。紅華は死なない、私が死なせない」

「何時の世も人々には夢が必要だ。この焼け野原を超えて行けるよう私はまた皆に夢をみせよう。皆がそう望むのなら、私達は死なない。私たちは何度でも蘇るだろう」

このセリフのことを国広先生はさらさに伝えていません。しかし、それにもかかわらず、さらさは同様のセリフを放ったのです! まさに紅華乙女の魂が隠然と受け継がれているのを感じませんか?

ここまで繰り返して「生まれ変わる」ことが強調されると、紅華乙女のあり方ひいては本作品のテーマの核心がここにあるのではないかと感じてしまいます。

 

クラリス女学院

第10巻の番外編は「財閥令嬢・伊賀エレナ編」でしたが、エレナの通っていたクラリス女学院になんだかワクワクしませんでしたか?

庭園・薔薇園、お嬢様言葉、サロン、高等部生徒会にエレナを引き入れようとする海宝さま……

百合やスール(姉妹制度)を彷彿とさせる要素が多すぎです! まるで『マリア様がみてる』のような世界観です! なんだか海宝さまを主人公にスピンオフを1冊読みたくなりました笑

 

 

第12巻は、2021年夏ごろ発売予定だそうです!

ちなみに、メロディ本誌2020年12月号は『かげきしょうじょ!!』のオリジナルポストカードブックが付録となっているみたいですね!

メロディ 2020年 12 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/10/28
  • メディア: 雑誌