2022冬アニメの感想――11作品ひとことコメント
4月になりました! ということで、この記事では、私の視聴した2022冬アニメ11作品について適当なコメントを書きたいと思います!(五十音順)
- 明日ちゃんのセーラー服
- オンエアできない!
- 怪人開発部の黒井津さん
- 鬼滅の刃 遊郭編
- 進撃の巨人 The Final season Part 2
- その着せ替え人形は恋をする
- 天才王子の赤字国家再生術
- ハコヅメ~交番女子の逆襲~
- 異世界美少女受肉おじさんと
- プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2
- リアデイルの大地にて
明日ちゃんのセーラー服
① 非常にフェチズム溢れる作品でした。ただの作画の凄いフェチズム作品だと思っていたのですが、最終話を見終わった後の自分の中のロス感に驚きました。あの青春感が思ったよりも身に染みていたようです…… 2期待望!
② 原作漫画を少し読んだことあるのですが、あの画風をアニメーションにするには難しいものと思われます。しかし、CloverWorksはアニメ化に見事に成功しましたね!
③ 止め絵がいちいち宗教画と言われているのは笑ってしまいますが、そうと言わざるを得ない雰囲気がありますよね笑
④ 最終話まで見ると、木崎江利花の揺るがぬ正ヒロイン感(というより正妻感?)が印象的でした。文化祭のステージでは、まさかのピアノとバイオリンの二刀流演奏で、もはや主役の明日小路よりも存在感がありましたね笑
オンエアできない!
① 3分アニメなので知らない人も多いかもしれませんが、気軽に見られる楽しい作品でした。
② テレビ業界の裏話的なストーリーで、山里亮太さんやテレビプロデューサーの佐久間さんが実名で登場する(山里さんは本人声優!)など、ラジオリスナー的に嬉しい展開もありました!
③ というか、原作者の真船佳奈さんは現役テレ東社員なんですね! ラジオでも言及があったようなのですが記憶が……
怪人開発部の黒井津さん
① ネット上で指摘がありましたが、黒井津さんのようなヒロインはたしかに珍しく、ドハマりする人がいてもおかしくはないですね! 幹部を目指す黒井津さんは人間にもかかわらず超人的な戦闘力を持っていましたね笑 しかも最終話では黒井津さんがまさかの変身!
② 絶対零度参謀メギストス様は有能かつ理想的な上司ですね! アカシック様は傍から見る分には可愛いのですが……笑
③ 10話~11話の作画が怪しくなった(12話も少し怪しかった)のは残念ですが、トータルで見れば満足できる作品であり、個人的には今期一番のダークホースです! あと、次回予告の適当感が大好きでした!
鬼滅の刃 遊郭編
① 各所で絶賛されているように、アニメーションの素晴らしさは言うに及びません。
② 何週にもわたる戦闘はテンポの悪さを感じたのと、戦闘描写のない最終話が盛り上がりを欠いたことは少々残念です。
進撃の巨人 The Final season Part 2
① 主人公が悪役に回る展開は最高ですね! 個人的には、このような正義と悪が反転したりないまぜになったりする作品は大好きです。ガビが敵の正体に気付いてしまったり、アルミンが葛藤しつつも虐殺は肯定してはならないと言い切ったり、ミカサがエレンを殺せるかと問われたり、コニーが同期の仲間を殺したり、フロックが祖国のために人類の皆殺しを率いたりするなど、残酷な世界観はフィクションとは思えないようなリアリティがあります。
② ファイナルシーズンがまさかの三分割! 2023年は遠いですね!
③ 下の記事は個人的にかなり納得できた「進撃の巨人」評です。皆さんもぜひご一読を。
その着せ替え人形は恋をする
① 個人的には今期1番の作品です! 「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」といったビッグタイトルがあるにもかかわらず、アニメ界隈でも確実な存在感を示していましたね! ファンアートの数がその証左です! 2期待望!!
② 今期の「着せ恋」と「明日ちゃん」は間違いなくCloverWorksの代表作になりましたね! 原作読者の期待していたシーンや作中作なども美麗な作画で作りこまれていました!
③ メインヒロインの喜多川海夢は、間違いなく今後ギャルを語る上で代表的な存在になったと思います。見た目も性格も刺さった人が多いのではないでしょうか。サブヒロインのジュジュ様や心寿も刺さった人が多かったようですね!
④ さらにネット上で言及されていたのは、五条くんヒロイン説です笑 たしかに五条くんの言動や家庭的なところが、ヒロインっぽかったですね。
⑤ さらに番組ラジオ「その着せ替え人形はラジオをする」のリスナーとしては、主役の石毛翔弥さんと直田姫奈さんに言及せざるを得ません。二人とも、素のままでも五条くんと喜多川さんで、当たり役を手に入れましたね!
⑥ 以下はお気に入りのシーン。
タイトルが回収された第5話↓
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— TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』 (@kisekoi_anime) 2022年2月11日
最高「ドッドッドッ」シーンを一部公開❕❕
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第5話「この中で一番いい乳袋だからじゃん?」で最も皆さんが心拍数があがった場面はこちら✨
第6話でもたくさんボタンを押してくださいね💕
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ジュジュ様と海夢の無限ループ再生できる挙動の第9話↓
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— TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』 (@kisekoi_anime) 2022年3月11日
最高「ドッドッドッ」シーンを一部公開❕❕
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第9話「写真を見たら色々あったからです」で最も皆さんが心拍数があがった場面はこちら✨
第10話でもたくさんボタンを押してくださいね💕
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緊張と緩和の激しかった第11話&第12話↓
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— TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』 (@kisekoi_anime) 2022年3月25日
最高「ドッドッドッ」シーンを一部公開❕❕
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第11話「俺は今、ラブホテルにいます」で最も皆さんが心拍数があがった場面はこちら✨
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— TVアニメ『その着せ替え人形は恋をする』 (@kisekoi_anime) 2022年4月1日
最高「ドッドッドッ」シーンを一部公開❕❕
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第12話「その着せ替え人形は恋をする」で最も皆さんが心拍数があがった場面はこちら✨
🎀「そのドッドッドッボタンは止まらない」企画ページ🎀https://t.co/tUnI7LS0zg#着せ恋 pic.twitter.com/And7pgA5mi
天才王子の赤字国家再生術
① イケメン&天才のウェイン王子ですが、あまり嫌味のないキャラクターだったのは高く評価できます。ウェイン王子とニニムの間の強固な信頼関係を見ると、将来的にウェインの婚約者となる女性が可哀想です。
② ストーリー展開については、テンポが速くて説明不足なところがあった点、カタカナの地名・人名が覚えにくい点が少々気になりました。おそらく原作を読めばきちんと説明されているだろうことが、アニメ化で理解しにくくなっているのだと思います。
③ 低予算アニメと言われていたようですが、個人的には作画は特に気になりませんでした。その点において演出が優れていたアニメと言えるかもしれません。OPのクレジットの文字が少々ダサい(映像とマッチしていない)のは気になりましたが。
④ 総合的には、原作ラノベを買ってみたくなる面白いストーリーでした! やはり天才王子の予想を裏切る展開でなくては、主人公が嫌味っぽいキャラになってしまいますからね。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~
① ドラマ版を視聴していたので、その面白さが再確認できました。(原作読者ではないのですが)アニメを視聴してみると、ドラマ版の完成度の高さがよく分かりました。
② 惜しむらくは、ドラマ版が先行していたために、アニメではストーリー展開を知っていてしまったことですね。とはいえ、コメディもシリアスも勉強になることも、良い塩梅の楽しい作品でした! アニメもドラマも2期を期待しています!
③ この作品で特筆すべきは、主人公の川合役の若山詩音さんです! あのゲスっぽい声が上手かったですね! 調べてみたら若山さんは「takt op. Destiny」の運命役でもあったようです(このアニメ好きでした)。
④ 副署長役のケンコバさんも演技上手でしたね!!
異世界美少女受肉おじさんと
① 橘の外見や中盤に登場した女性キャラを見て「美少女アニメに分類すべき作品?」と思っていたのですが、あの最終話を見ればやはりBL作品ですね!
② 橘について言えば、あの声質・口調から中身の男感が強く滲み出ていましたね! その意味では、かなりBL寄りのTS(性転換)作品です。黒井津さんのウルフ君とは対照的でしたね!
プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2
① やはり原作ゲームを行っていないので、世界観の把握が終始不十分なままでした。「セブンクラウンズとは?」「プリンセスナイトとは?」という感じで視聴していました。とはいえ、何となくでも楽しめる作品でした。
② 2期において特筆すべきは蒼井翔太さんによるカイザーインサイトの演技です。2期の前半くらいまでは蒼井翔太臭が残っていたのですが、後半になると蒼井翔太臭も抜けて、女性声優と言われても気付かれないくらいの演技になっていましたね!
リアデイルの大地にて
① 「スライム倒して300年」と似たようなスローライフ系異世界転生ファンタジーなのかなぁと思って視聴し始めたのですが、ちょっと違いましたね。「スライム~」が百合的な関係性や主人公の受動性・巻き込まれ体質が重視されているのに対して、リアデイルは親子関係や主人公の強力なイニシアティブ・自由闊達さが目立ちました。
② 主人公の倫理観の一貫性のなさ(あるいはその説明不足)と、(原作由来なのかアニメ化の拙さなのかは分かりませんが)十分に笑えないギャグ描写が、やや気になりました。
③ 個人的にはラノベっぽくない「リアデイルの大地にて」というタイトルは大好きです。最終話のタイトル回収も綺麗でしたね!
④ 個人的にはスカルゴの薔薇やキラキラによる謎エフェクトは大好きです!
「パリピ孔明」「かぐや様は告らせたい(3期)」「理系が恋に落ちたので証明していた。(2期)」など、春アニメも楽しみですね!