ブログを始めてから半年の分析と感想――各種データとともに振り返る
2020年2月9日をもって、2019年8月9日に当ブログを始めてから半年が経過しました。ということで、この半年を振り返りたいと思います。
ちなみに、ブログを始めてから1か月の感想・分析については、以前に書いた記事があります。
1.各種データ
結論から言えば、半年間の公開記事数は77本(この記事を除く)、登録読者数は162人、総アクセス数は約36,000アクセスということになります。が、この数字には一種のカラクリがあるので、以下、読んでみてください。
(1)記事数
この記事を除けば、現在、半年で77本の記事を書きました(一旦公開した後、翻意して削除した記事はありません)。月ごとの内訳は以下の通りです。
2019年8月:24本
2019年9月:10本
2019年10月:8本
2019年11月:10本
2019年12月:10本
2020年1月:12本
2020年2月:3本(2月8日まで)
最初の一月は1日1本の記事をアップしていましたから、これを例外とすれば、おおよそ月に10本程度が限界のようです。
ちなみに、ちゃんと計算すると、
77本÷6月=月に約12.8本
約12.8本÷4週=週に約3.2本
となりますが、現在の月に10本程度のペースだと、週に2本、調子の良いときに週3本くらいになります。
記事を書くには、ネタがあるかどうかも重要ですが、記事を書くための時間ややる気も不可欠なので、毎日のように記事をアップしている方に対しては、まったく尊敬するしかありません。
(2)登録読者数とアクセス元
このブログに登録された読者数については、いちいちその経過を記録していないのでザックリとした数字になりますが、開始1か月で96人、半年で162人になりました。
最近は「〇〇さんが読者になりました」という通知をあまり見ないので、これくらいで頭打ちなのかなぁと思っています。
そもそも、後述のように、ブログに書く記事の内容が変遷している(つまり、雑多なテーマの記事を集めたブログである)ので、読者になろうとする人が少ないと思います。
さらに言えば、どちらかといえば検索からブログにアクセスしてくる人を念頭に置いた記事を書くつもりのブログなので、登録読者数の頭打ち感は気にしてもしょうがないと割り切っています(もちろん、はてな登録読者数が増えるに越したことはないのですが)。
実際、アクセス元の約7割がGoogle検索、約2割がYahoo!検索、約1割がはてな関連やTwitterなので(Twitterはもう少し増やしたいところです:https://twitter.com/irohat1)。
(3)スター数
スター数については、これも、はてなアカウント保持者しか付けられないので、評価に迷うところです。とはいえ、数字は明らかです。
8月中旬から10月上旬にかけては何故かほとんど恒常的に二桁に達していたのですが(最高で78個:茅原クレセ『ヒマチの嬢王』――「キャバクラ」×「地域振興」のお仕事マンガ! - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ )、最近は10に達せば万々歳といったところでしょうか。
(4)アクセス数
半年間の総アクセス数は、約36,000アクセスです。1月あたり約6,000アクセス、1日あたり約200アクセスという計算になります。
しかし、この数字には注意が必要です。というのも、半年間の合計約36,000アクセスのうち、約18,000アクセスは始めてから1か月の間の数字なのです(詳しい経緯はこちら:ブログを始めて1か月の感想 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ )。
ということで、一時的な例外状況を除外して考えると、
(36,000-18,000)÷5月=1月あたり約3,600アクセス
約3,600アクセス÷30日=1日あたり約120アクセス
ということになります。最近は平均してこれをやや下回るくらいです。もっと増やしたいですね。
(5)アクセス先――人気記事は?
私のブログのアクセス数の多い人気記事には、4つの種類があります。適当にネーミングすれば、ラノベジャンル論記事、タイミング型記事、保存版型記事、マイナー記事の3つです。
ア.ラノベジャンル論記事
ラノベのジャンル論についての記事は鬼門で、炎上気味にアクセスが増えました(リンク先で紹介しているような記事のことです:ブログを始めて1か月の感想 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ )。
最近はこれらの記事へアクセスする人も少なくなくなりましたが、再びこの手のジャンルの記事を書けばアクセスは増えると思います(が、あまりその気にはなれませんね)。
イ.タイミング型記事
アニメの放送直後や漫画・ラノベの発売直後に公開した感想記事は、アクセス数が増える傾向にあります。が、基本的に時期モノなので、時期が過ぎればアクセス数は減少します。
漫画やラノベの感想記事もそれなりですが、やはり、アニメの感想記事は競争が激しい(同種の記事が多い)ので、基本的には、「〇〇 △話 感想」と検索したときに、検索上位(特に検索1ページ目)に入り込むには、なるべく早く記事を書いて公開しなければなりません(たとえば、「ランウェイで笑って △話 感想」とGoogle検索したときに、5chやTwitterの実況のまとめといった、執筆・編集の時間が少なくて済みそうな記事、あるいは読むのが手軽な記事が検索上位に並んでいます)。
タイミング型記事は、労多くして功少なし、といったところでしょうか。
ウ.保存版型記事
保存版型記事というのは、「〇〇のおすすめ10選」「△△の理由とは」みたいな、公開から期間が経過してもその内容が時代遅れになりにくく、持続的にアクセスされる記事のことです。私のブログの場合、以下の記事が人気のようです。
女性が主人公のライトノベルはおもしろい!――おすすめすべき理由を考察してみた - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
女の子が主人公のアニメおすすめ10選‼ - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
どちらも、「女性が主人公」という点で共通しています。おそらく、「女性が主人公」という切り口で書かれた競合記事が少ないからだと思われます。「女性が主人公のおすすめラノベ10選」とか「百合ライト文芸おすすめ10選」みたいな記事を書きたいなあ~とずっと思っているのですが、まだ書けていません(というか、これを書けるほど読めていません)。
エ.マイナー記事
マイナー記事というのは、本来ならばタイミング型記事に分類されてしかるべき内容だが、競合する相手があまりにも少なく検索1位となってしまったために、アクセスを集めるようになった記事のことです。
私の場合、漫画『かげきしょうじょ!!』の第8巻の感想・考察記事がこれに該当します。この記事を公開してからずっと、基本的にアクセス数トップの地位にいます。
『かげきしょうじょ!!』第8巻の感想・考察――渡辺さらさの出生の秘密に迫る! - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
Googleで検索すると、「かげきしょうじょ 8巻 感想」ならば3位ですが(1位、2位は「読書メーター」)、「かげきしょうじょ 8巻 考察」で1位、さらに「かげきしょうじょ 考察」や「かげきしょうじょ ネタバレ」でも1位になっています。
この『かげきしょうじょ!!』という漫画は大変面白いのですが(紹介記事はこちら:斉木久美子『かげきしょうじょ!!』――歌劇に夢見る少女たちの青春を目撃せよ! - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ)、白泉社の「MELODY」という隔月刊の少女向け漫画雑誌に掲載されており、「週刊少年ジャンプ」や「週刊少年マガジン」はもちろんその他の少年誌・青年誌に掲載の漫画に比べると、やはり残念ながら知名度・読者数という点で劣ります。そして、「漫画の読者数が少ない=記事を書く人が少ない」ということになるので、結果的に、このような人気のマイナー記事になったのだと思います。
2.記事の内容の変遷
記事の内容は変遷しています。 ただし、「小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ」というブログ名の範囲内に収めています(そう考えると、この広範なブログ名は何とも覚悟がありませんね)。
(1)ラノベ・漫画
ラノベや漫画についての紹介・感想・雑考を記した記事は、ブログを始めて2か月間(8月~9月)に集中しています。最近はほとんどラノベや漫画の記事をアップできていなくて心苦しいところです。
ライトノベル カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
漫画 カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
(2)アニメ
ラノベや漫画に取って代わって増えたのがアニメの感想記事です。
アニメ カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
ア.総評系の感想記事
1話を見た感想、前半(6話まで)を見た感想、最終話までを見た感想など、視聴したアニメすべてについて一言ずつ程度の感想を書いた記事は、手軽なので毎クール書くようにしています。
2019夏アニメ総評①――マイベスト5選 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019夏アニメ総評②――ひとことコメント - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019秋アニメ1話目一言コメント - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019秋アニメ前半一言コメント - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019秋アニメ総評①――ひとことコメント - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019秋アニメ総評②――マイベスト5選 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2020冬アニメ1話目ひとことコメント - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
イ.単発的な感想記事
毎話の感想は大変なので書けないのですが、書きたいという気持ちが高ぶって、単発的に書いた記事はいくつかあります。
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」11話の感想・考察 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
アニメ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」12話の感想・考察 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
アニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」第9話のちょっとした感想 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
アニメ「バビロン」第9話を見てちょっと興奮した件 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
ウ.紹介・まとめ記事
初期のころはアニメそれ自体の紹介・まとめ記事を書いていました。
女の子が主人公のアニメおすすめ10選‼ - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019年秋に放送予定のラノベ原作アニメ一覧――女性が主人公のアニメは2本! - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
これから放送される予定の「女性が主人公」のラノベ原作アニメ一覧――秋2本、冬1本、時期未定3本 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
最近は、アニメに関する動画やキャプチャを紹介したりまとめた記事が多いです。
2019夏アニメで購入したOP・ED曲 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
アニメ「女子高生の無駄づかい」の各話予告動画は見ましたか? - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019秋アニメで購入したOP・ED曲 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2019アニメのOP・ED曲の年間マイベスト10選 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
アニメ「戦×恋(ヴァルラヴ)」全12話のミッション(デート)一覧【画像付き】 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
「荒野のコトブキ飛行隊」の第1話&外伝が無料公開されているのはご存知ですか? - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
エ.毎話の感想記事
毎話の感想記事を書くのは、結構大変なので最初のころはやっていなかったのですが、最近はしています。
2019秋クールは、いきなり感想を書くのは難しいのかなと思ったので、ソフトテニス経験者ということで、アニメ「星合の空」について、ソフトテニスの解説記事を書いていました。
星合の空 カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
同クールに、アニメではないですが、漫画原作ドラマの「あおざくら 防衛大学校物語」についても記事を書いていました。同時期に2本並行は大変でした。1クールに1本が限界だと悟りました。
あおざくら 防衛大学校物語 カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
現在、2020冬クールでは、アニメ「ランウェイで笑って」の各話の感想記事を書いています。
ランウェイで笑って カテゴリーの記事一覧 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
(3)ドラマ・映画・小説の記事は少ない
アニメに比して、ドラマ・映画・小説の記事は少ないです。
ドラマは、前掲の「あおざくら」のほかには書いていません。本当は、2019秋クールに見たドラマの感想をまとめた記事を途中まで書いていたのですが、結局書ききれず、またタイミングも逃してしまったのでボツにしました。
映画については、そもそもこのブログを始めてから映画館で見たのは1本だけです。しかし、ちゃんと記事にしました。
今さらながら映画「屍人荘の殺人」を観てきたので感想を - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
小説(ラノベ除く)については、このブログを始めてからあまり読めていません。去年の11月くらいに石持浅海作品をまとめて読んだので記事を書きたかったのですが、結局書かずじまいです。が、別の作者の作品についてはなんとか記事にしました。
彩藤アザミ『昭和少女探偵團』――戦前昭和レトロで百合なミステリーはいかがですか? - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
(4)その他の記事
その他、節目に記事を書いたり気まぐれに記事を書いたりしています。
ご挨拶とブログの運営方針について - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
ブログを始めて1か月の感想 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
新年のご挨拶と抱負――2020年の楽しみにしているアニメ・映画・ドラマ - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
2020年のうちに映像化が決定されるのではないかと期待している5作品 - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
私の好きなイラストレーター - 小説・ラノベ・アニメ・漫画の感想・おすすめブログ
3.今後の方針
(1)全体的な方針
記事の公開頻度については、最低週1本が適正かなあと考えています。まったくの趣味で始めたものなのに、心労になるようなノルマを課すなんて笑えませんからね。アクセス数も、あまり気にしても精神衛生上良くないですし。
あと、関連して言えば、はてなブログを無料版からPro版に移行する予定はありません。料金を払うほど、特に不便はしていないので(読者の方に不便があったらごめんなさい)。
(2)個別的な方針
アニメについては、良い作品があれば、毎クール1作品に限定して、各話の感想記事を書いていきたいです。
ブログ名に反しないよう、ラノベ、漫画、小説については、もっと記事を書きたいのですが……(アニメを見る本数を減らすべきなのかもしれません)。そもそも、積読を消化していかなければなりません。
いずれにせよ、なんとか半年間続けることができています!
読者の皆様のおかげです! 今後ともよろしくお願いします!!