2020年のうちに映像化が決定されるのではないかと期待している5作品
新年ということで(?)、この記事では、2020年のうちに映像化が決定(さらには2020年のうちに放送)されても良いのではないか、その可能性があるのではないか、という作品5つを紹介します。
もっとも、「映像化の可能性がある作品」というよりも、むしろ、「映像化を非常に期待している作品」という側面が強いですが……
※願望&妄想&憶測が入り混じっているのでご注意を!
1.宇野朴人『七つの魔剣が支配する』(電撃文庫、2020年2月10日第5巻発売予定)
「このライトノベルがすごい!2020」の文庫部門総合&新作で第1位を獲得したダークな魔法学園ファンタジーです。メディアミックスを十八番とするKADOKAWAがアニメ化を見逃すはずがありません。高い確率でアニメ化の話が進められていると思われます。
もちろん、ラノベの映像化の定番といえばアニメ化ですが、「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「ゲーム・オブ・スローンズ」くらいの映像美で実写化されるのも良いと思いませんか? この想い、ハリウッドに届け!!
この作品については、紹介記事を書いていますのでよければご覧ください!
ラノベ第1巻の試し読みはこちらから↓
コミカライズの試し読みはこちらから↓
https://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_KS01201140010001_68
2.日向夏『薬屋のひとりごと』(ヒーロー文庫、2020年2月2日第9巻発売予定)
こちらの作品もそろそろアニメ化されてもよい頃合いかと思います。
中華宮廷ミステリーのこの作品は、おそらくヒーロー文庫の中で一番の人気シリーズであり、(いろいろありましたが)日本赤十字社とコラボしたり、コミカライズが2誌で並行していたり、そのうちの一つが「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門で第1位を獲得するなど、機は熟してきたと思います。シリーズ累計400万部だそうです!!
ラノベの映像化と言えばやはりアニメ化ですが、ファンタジーではない=魔法が登場しない中華風という作品の特性上、NHKあたりが潤沢な予算をもって実写ドラマ化しても良いのではないでしょうか?
この作品(のコミカライズ)についても、紹介記事を書いていますのでよければご覧ください!
ラノベ第1巻の試し読みはこちらから↓
https://comicawa.com/Viewer/00001-0000023362/00001-0000023362-0000000001#
コミカライズ第1巻の試し読みはこちらから↓
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/8/viewer.html?cid=078491d3-6782-4650-a524-c22f33c3bc9d&cty=1
3.米澤穂信「小市民」シリーズ(創元推理文庫)
人気アニメ「氷菓」(「古典部」シリーズ)の原作者として知られる米澤穂信氏のもう一つ代表的シリーズである「小市民」シリーズは、一般文芸レーベルながら(挿絵こそありませんが)内容はまさにラノベ的でアニメ化に向いた青春ミステリー作品です。「古典部」シリーズが好きな人には強くおすすめしておきます。
しかし、『春期限定いちごタルト事件』、『夏期限定トロピカルパフェ事件』、『秋期限定栗きんとん事件(上下)』、『巴里マカロンの謎(短編集)』が既に刊行されているのですが(最後者については2020年1月30日発売)、アニメ化されるとしたら、さらに何の音沙汰もないシリーズ完結編『冬期限定~』の発売が決定してからではないかと勝手に考えています。人気シリーズを複数抱えている作家はシリーズの新作が待ち遠しいですね!
小説『春期限定いちごタルト事件』の試し読み(PC版)はこちらから↓
https://binb.bricks.pub/contents/b94d328a-d5e7-4605-9068-350a1f4e563b/reader
コミカライズ『春期限定いちごタルト事件』の試し読みはこちらから↓
https://magazine.jp.square-enix.com/gfantasy/tcym/ichigo_01/
4.米澤穂信「ベルーフ」シリーズ(創元推理文庫)
人気作家の米澤穂信氏ですから、映像化の引く手は数多のはずです(既に、『インシテミル』が実写映画化、『満願』が実写ドラマ化、「古典部」シリーズがTVアニメ化されています)。
そして、まだ映像化されていないシリーズとして、先述の「小市民」シリーズのほかに挙げられるのは、「ベルーフ」シリーズなのです。こちらもミステリー作品です。
このシリーズの既刊は、『さよなら妖精』(シリーズ前日譚)、『王とサーカス』、『真実の10メートル手前』の3作品なのですが、『王とサーカス』については、2015年週刊文春ミステリーベスト10第1位、2016年このミステリーがすごい!第1位、2016年本格ミステリ・ベスト10第3位、2016年ミステリが読みたい!第1位であり、また、『真実の10メートル手前』については、2016年週刊文春ミステリーベスト10第2位、2017年このミステリーがすごい!第3位、2017年本格ミステリ・ベスト10第7位、2017年ミステリが読みたい!第1位と、各種ミステリランキングの上位にランキングするほどの人気シリーズなのです! きっと映像化のオファーは既に来ているはず!
『さよなら妖精』の試し読み(PC版)はこちらから↓
https://binb.bricks.pub/contents/5bc9bb94-3fc1-419a-8ef4-328254bd62ff/reader
5.綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
『十角館の殺人 <新装改訂版>』(綾辻 行人):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
『十角館の殺人(1)』(綾辻 行人,清原 紘)|講談社コミックプラス
新本格ミステリの金字塔『十角館の殺人』が、「月刊アフタヌーン」にて驚くべきことに漫画化されていますよね!(2020年1月現在既刊1巻) この大人気大傑作が上手く漫画化されるとなれば、映像化(アニメ化・実写化)の機運も高まる!?
小説の試し読み(PC版)はこちらから↓
『十角館の殺人〈新装改訂版〉』試し読み|講談社BOOK倶楽部
コミカライズ第1巻の試し読みはこちらから↓
https://comic-days.com/episode/10834108156681817357
皆さんには、2020年のうちに映像化が決定しそうな(決定してほしい)小説・ラノベ・漫画はありますか?